植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

自分が主体者じゃないと夢はかなわない。

夢をかなえるために、最も重要なのは、自分が主体者になることです。

どういうことかというと、
たとえば、「お金が欲しい」と思ったとします。
これは、かなりかなうのが難しいですね。
なぜなら、主体者が自分ではないからです。
「してもおらおう」「させてもらおう」というのは、他力への依存度が高すぎます。
これでは、自由はありません。

たとえば、「お金を効率的に稼ぎたい」だと、かなう可能性は増えますね。
なぜなら、自分の主体性が増えているからです。
いろんなアイデアを試せます。
時間あたりの収入を増やすのか、労働力あたりの収入を増やすのか、
いろんなことが考えられますが、考えられるからこそ、主体性は自分にあります。

でも、「お金を効率的に稼げる会社に雇われたい」だと、一気に遠のきます。
なぜなら「雇ってほしい」は、主体が自分ではないからです。

でも、僕ならそもそも、「お金が欲しいなあ」と思ったら、
「なぜお金が必要なのか」を考えます。
そして、「お金をかけないですむ方法」を考えます。
なぜなら、お金というものは、労働力を現金に変換しています。
その、変換されたあとの現金を、誰かの労働力にまた変換します。
それを、何度か繰り返すので、効率があまりよくないです。
自分でできる、が、最も効率的で、主体的です。自由です。
だから僕は、お金よりも、能力がほしいです。

夢がかなわない、と悩んでいる人の中には、
「してもらおう」の夢の人が多いかもしれません。
「する」夢なら、前進できます。
ちょっとでもいいから、「する」の割合を増やすように考えてみたらいいかもしれません。