植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

形式にとらわれないように

僕は、効率を常に考えます。
だから、変な行動もしてしまいます。

僕は、学校の入学式や卒業式、運動会で挨拶することが多かったです。
僕がずっと気になっていたのは、
市長、教育長、議員、PTA会長、みんな、
最初は、季節の言葉と、そして、来てくれた来賓の名をよんでの
お礼の言葉。それだけで、数分かかります。
そのあとも、全員ほぼ同じ内容の話し。

だから僕は、季節の話しをしませんでした。
来賓へのお礼もしませんでした。だって、さっき、控え室でしてるもん。
僕は、子ども達に話しをしました。
だって、僕に与えられた時間は短いのです。
その時間を最大限有効に使いたいです。
不思議なことに、子ども達は、僕の話しには拍手をしてくれました。
きっと、聞いてくれたんだろうと思います。

ということで、現在もそれはまったく変わらず、
僕の講演も、僕の想いを伝えるために、容赦なくフル回転です。
昨日の恵庭の講演も、74分ぴったりしゃべりましたが、
おそらく、とくに前半は、かなりの早口で、聞き取りにくかったかなと思うと、反省です。
残念なのは、僕にあたったスポットライトが強すぎて、
会場の人の顔が全く見えないことです。
年齢層もわからない。反応もわからない。これでは、
話しの調整のしようがないです。
指示されたとおりに、20代から30代の若手ビジネスマン向けの話しにしたものの、会場に来ていた人は、大多数はそうではなかったような気がします。
だから、受取手不在な話しになってしまったような気がして、
それもまたつらいです。

このスポットライトも、ある意味、形式なのかな、と思いました。
あらかじめ決められたことを、決められたとおりに実行したのだと思います。
でもそこには、話す僕や、聞いてくれる人のことは、あまり考慮されていなかったような気がします。
(会場もかなり暗くて、あれでは、スクリーンを見る人の目が疲れてしまうなあ、と思いました。)
今回は、準備時間がとても短かったので、明るさチェックや、座席の見やすさチェックなどができなかったのが敗因です。もしかしたら、僕の演台が邪魔で、ちゃんとスクリーンが見えなかった人もいたかも。
次からは、再発しないように気をつけます。

ま、気を取り直して。
今週は、西へ東へ大忙しです。
その激しい左右への振り幅は、伊達公子か、シャラポワか。
北海道は、平地でも雪が降るらしいので、運転にも気をつけないと。

久々に愛車になった、全手動型ハイラックスを運転していて、
今の車は楽になったんだなあ、とあらためて感じました。
マニュアルトランスミッション、忙しいです。おもしろいけど。
ひさびさに、鍵を閉めてから、ドアノブ引っ張ってドアを閉じる、ってのもやってます。懐かしいです。
ガラガラうるさいディーゼル4気筒エンジンも、心地いいです。
一応、慌てて、ブルーツース使える音響装置は積んだので、
なんとか音楽は聴けています。(なにせ、標準装備がカセットデッキですから。)
5ナンバー枠なので、車体が細くて、狭いところも入りやすくていいです。(相変わらず、旋回半径は尋常じゃないおおきさだけど。)
今週一杯は、ハイラックスと旅をします。