植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

夢が叶わない、と言う人は、そもそも夢を追いかけていない。

夢なんてあったって叶わないよ。
 
と言う人はたくさんいます。
 
でも、僕が知ってる範囲では、そういう人は、
そもそも夢を追いかけていないです。
 
たいていの場合は、「お金が無くて進学できなくてあきらめた」です。
次に多いのは、「成績が足りなくて進学できなくてあきらめた」です。
 
こういう人達は、たいていの夢に対して、
「そんなの、すごいお金がかかるぞ。よほど頭が良くないと無理だぞ。」と教えてくれます。
 
でもこれは、正しくない情報です。
 
こういう人達は、夢をかなえる前の段階の「手段」を、あきらめさせられた人達です。
 
たとえば僕は、飛行機やロケットの仕事がしたいと思いましたが、
学校の先生は「飛行機やロケットは、東大に行かないと無理だ。お前の成績で行けるわけがないだろう。」と教えてくれました。
でもこれは、正しくないです。
日本でも、東大に行かなくても、飛行機やロケットは作れます。
東大は、あくまでも、手段のほんの一つに過ぎないです。
 
でも、もしも僕が、この先生の言葉を信じていたら、
僕もお金と学歴で夢を追いかけもしない人になったかもしれません。
 
僕は、中学校や高校での、
「進学しないと夢がかなわない」=「成績が悪い人間は夢がかなわない」or「お金が無くて進学できない人間は夢がかなわない」という指導には、大きな問題があると思っています。
もちろん、こんな低レベルの進路指導をしていない先生もたくさんいることは知っています。
でも、こういう先生もたくさんいることも事実です。
 
夢をあきらめさせられた人達は、自分より弱い立場の人達の夢を潰します。それは、どんどん連鎖します。
この連鎖を断ち切るためには、根拠のない、「進学しないと(お金を払って教えてもらえないと)大変だよ」という常識を減らしていくのも大事ですが、おそらくなくならないので、
やっぱり、「夢を潰す人」に負けない人を増やすのがいちばんです。
 
否定や禁止は、アドバイスではないです。そんなの無視です。
 
やりたいことは、やったことがある人と仲良くなれば出来ます。
そのためにも、どんどん自分の夢をしゃべりましょう。
どんなに否定されても、バカにされても、
悔し涙をぬぐって、夢をしゃべりましょう。
 
かならず、信じて支えてくれる人がいます。