植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

経験と人脈が増えない人は、「できない理由」「やらない理由」しか教えられないかも。

誰かが、「ペーパークラフトをやってみたい。」と言ったら、
僕だったら、
道具とか、コツとか、いろんな情報を提供できます。
 
誰かが、「ロケットを作りたい。」と言ったら、僕だったら、
道具とか、作り方とか、打ち上げる場所の提供だとか、いろんな情報を提供できます。
 
誰かが、「サバゲーをしたい。」と言ったら、僕だったら、
道具とか貸せるし、場所もあるし、イベントに誘えます。
 
誰かが、「マグロを釣りたい。」と言ったら、僕だったら、
うちの会社の人の中に、マグロを釣りに行った経験がある人がいるから、その人を紹介できます。
 
誰かが、「フェラーリに乗りたい。」と言ったら、僕だったら、
フェラーリランボルギーニを持ってる人を知ってるから、その人からアドバイスを得られます。
 
僕の、51年間の経験と、人脈は、きっと誰かの挑戦を助けるアドバイスになります。
 
でもね、もしも、経験が乏しく、人脈も狭い人だったら、どうなるだろう・・・。
 
残念ながら、「やったことがない人」は、「できない理由」しか
わからないのです。
だから、「できない理由」「やらない理由」しか教える事ができません。
「それは難しいよ」「それはお金がかかるよ」「失敗したらどうするの?」
もしくは
「そんなことしてどうなるの?」「なんの意味があるの?」
「くだらない!」「ほかにすべきことあるでしょ。」
などなどです。
 
いままで、僕の夢に「できない理由」「やらない理由」を教えてくれた人の多くが、先生という職業の人でした。
その理由はわかります。
おそらく、先生は、忙しすぎるのです。
土曜も日曜も部活をやったりしてるから、それ以外の経験を積む時間が足りません。
もちろん、新しい人脈を作るための時間も足りません。
それが、「できない理由」「やらない理由」を教えてしまう
原因になっているのかもしれません。
 
もちろん、先生の中にも、様々な経験をして、様々な人脈を持ってる人もいます。
中学生時代の僕の自信と可能性を奪ったのは先生でしたが、
救ってくれたのも先生でした。
山歩きが大好きな、世界を旅行するのも大好きな、写真も大好きな、動物や昆虫も山菜も大好きな先生が、僕を山歩きに誘ってくれました。
その多趣味な先生のおかげで、僕は、自然の中に自分の居場所を見つけられました。
成績に関係のない知識を、その先生は褒めてくれました。
それは、僕の自信になりました。体力も増えました。足も速くなりました。
もしも、この先生が助けてくれなかったら、僕は自分の存在理由を見つけられなかったと思います。
 
だからこそ、大人は、自分の経験と人脈が、増えているのかを考えるべきだと思います。
この1年間で、どんな「できなかったこと」が「できるように」なったかな?
この1年間で、どんな新しい出会いがあったかな?
それが、もしも、ゼロだとしたら、「できない理由」「やらない理由」を教えてしまう人になるかもしれません。
 
いろんな、やったことがないことをやったらいいです。
いろんな、本を読んだり、テレビを見るのもいいです。いいテレビ番組も沢山あります。
テレビ番組で僕のオススメは
(1)100分で名著
(2)アナザーストーリー
(6)世界、日本行きたい人応援団!
あとは、ディスカバリーチャンネルと、ナショナルジオグラフィックスと、ヒストリーチャンネル。ほかにも、いい番組は沢山あります。(アニメとかもいいよ)
こういうテレビ番組を見るだけでも、間違いなく、経験値は増えます。
 
人の夢をつぶす人になるのか。人の夢を支える人になるのか。
その分岐点は、とても簡単だからこそ、
意識していないと、ドリームキラーになっちゃうかも。
ぜひ、やったことがないことに、挑み続けてほしいです。