メイドインアビスはいいぞ。
正月中に、頑張って録りためた(たまった)ハードディスクのCMカットをしていました。
この作業ほど不毛なものはないと感じます。
ナショジオはカットしやすいけど、
ディスカバーはカットしにくい。
視聴料を払ってみているのに、このカット作業に費やすマンパワーはかなりの金額に相当します。
という愚痴はいいとして。
ずっと気になっていたマンガがありました。
メイドインアビスです。
本屋さんに並んでいても、普通のコミックより一回り大きなことと、表紙がとても美しく、もしかしたらコミックではなくて、絵本のようなものかな・・・と思って、
なんとなく手が出ていませんでした。
それが、正月中にアニメの一挙放送だそうで。
とりあえず録画しました。
で、見てみたのですが、映像も音楽も独特でとても美しかったです。内容もとてもおもしろい。
第一期最終回の13話では、号泣してしまいました。
そのあと、プラモデル作ってる最中のBGVは、ずっとメイドインアビス。
正月中は、メイドインアビスにディープに浸っていました。
ということで、ブルーレイとBGMを注文してしまい、
それが今日届きました。
やっぱし、音楽いいわ。
お話しは、冒険ものです。
「知りたい」「確かめたい」に突き動かされた人達のお話。
ちょうど荻田さんが南極点を目指していたこともあったし、
僕らの仕事自体も、形は違えど、同じかも、と思いました。
ディスカバー。
覆い隠されたヒミツを明らかにする。
未知を明らかにする。
そんなこと、しなくたって生きていけます。
でも、それに挑み続けている人達がいるからこそ、
人類の暮らしは良くなっているのだと思います。
残念ながら、日本では、愛地球博あたりから、
科学の発達は、地球にとってマイナスである、というような認識が広まった感じがしますが、
治らなかった病気が治るようになってきました。
見えなかったものが見えるようになってきました。
天気予報も、本当によくあたるようになりました。
このおかげで、どれだけの人が助かっていることか。
そして、そもそも、地球のピンチを知ることができたのも、科学の発達のおかげです。
学問とは、社会の問題を解決するために、人類が命をかけて積み重ねてきた記録です。
科学も学問のひとつです。
そこまでする必要あんの?
余計なコトしたら損をする。
この言葉は、やがて、
喰っていくためにはしょうがない。
につながっていきます。
奪い合う社会の元になります。
それに真っ向から立ち向かう。ディスカバーな人達。
やったことがないことに挑む人達。
僕は、そういう人達が、大好きです。