植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

リアルヤンキー先生

時々、学校の先生で、ものすごく口が汚い人がいます。
生徒に向かって、
「お前ら」「てめえ」「ふざけんな」「だまれ」
すごく悪意を感じるイントネーションです。
もう、聞いているだけで、胸が悪くなってきます。

社会人は、「綺麗な言葉を使う」のが常識ではないかと思いますが、この先生は、わざわざ、子どもたちに、
汚い言葉を使う姿を毎日見せています。
それが、その先生にとっての、正しい姿なのかな?

その先生は、同僚や、上司や、保護者にも、同じ言葉を使うのでしょうか?
街で関わる人たちや、お店の人にも、同じようにするのでしょうか?
もしも、するのだとしたら、相当な社会不適合者です。
僕なら、いきなり見ず知らずの人に、「てめえ」とか言われたら、
さっさと逃げます。そして近寄らないです。だって、危険だもの。
もしも、しないのだとしたら、相手によって自分の態度を、
高圧的にしたり、媚び諂ったりする、二面性を持っています。
そういう人は、「なめられ」ます。

なめられるから、なめられないように、
高圧的な汚い言葉を使っているのだとしたら、
それは、完全な逆効果なんだけど、きっと、気がつかないんだね。

汚く品のない言葉で恐怖による支配をしようとするなんて、
ヤンキーのすることだと思います。
そんなリアルヤンキー先生に教えられてしまう生徒はかわいそうです。
先生という免許制度が、安定した品質の教育を正しく伝えることを保証するものであるならば、こういう先生の免許は、
剥奪されるべきではないかと思います。
それとも、学習指導要領に、「生徒には汚く高圧的な言葉を使って、なめられないように気をつけましょう。」って書いてあるのかな?

そういう人が偉そうに仕切っているシーンを見ると、
本当に悲しくなります。
こんなのが同僚にいたら、最悪だなと思います。

でも、現在の公務員制度では、こんな程度では、
先生を辞めさせたりできません。
だから、こういう先生は、これからも毒を吐き続けます。
だから、こういうリアルヤンキー先生に負けないよう、
子どもをささえるしかないです。

どうか、正しい言葉を使ってください。
美しい言葉で、思いをつたえ、思考してください。
その素晴らしさを、子どもたちに伝えてあげてください。
それが、子どもを支える手段のような気がします。