植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

2014-01-01から1年間の記事一覧

基礎学力ってなんだ?

基礎学力。って、いったいなんですかね。必要最低限な知識のことかな?たしかに、植松電機で働くとしたら、というか、宇宙開発をしたいとおもうとしたら、まずは、ロケット開発の歴史くらいは知っていて欲しいです。学研の宇宙開発の図鑑の内容くらいは、暗…

理系=国公立進学 という進路指導はおかしい。

残念なことに、田舎の高校では、「理系」=「国公立大学進学」になってしまっていることが少なくないです。そのため、進路選択で、科学が好きだから理系に行きたい、と思っても、「だって、おまえ成績よくないじゃん。」ということではねられてしまうケース…

「しか」に気をつけよう

今日は植松電機は仕事納め。今年も、いろんなことがありました。去年できなかったことが、できるようになったことが、いくつもありました。今年は、幸いにして、売り上げも増えました。しかし、人数は少ないままなので、みんなの負担は大きかったと思います…

なんでこんなこともできないんだ!は要注意。

昔行われた人間をつかった実験のお話です。ある吃音で悩む科学者が、自分の吃音の原因は、自分の親の過干渉によるものではないかと仮説を立て、それを実験で確認しようとしました。まったく普通に流暢にしゃべることができる子ども達を集め、ある文章を読ま…

センスは磨ける!

やっぱり、中小企業家同友会、空知中央地区会いいなあ。昨日は、デザイン力についての勉強でした。しかし、それは、デザインのハウツーではなく、センスについてのお話でした。日本では、センスは、才能と同義につかわれることも多いかも。いやー。おれ、セ…

赤平冷えてるわ。

赤平は、現在星空がとっても奇麗です。ということで、気温はおそろしいほど下がっていて、マイナス17度。これって、明け方には何度まで下がるのかな。それとも、寒気の固まりが通過してるのかな。急速に温度が低下しました。このくらい気温が下がると、道…

なつかしの、「教えて植松さん」シリーズ。

なつかしい。昨年のポッキープロジェクトの時のyoutubeが、いまだに残ってました。ちなみに、この、「教えて植松さん」シリーズは、全部、ぶっつけ本番の一発収録です。https://www.youtube.com/watch?v=EAH1ZJo1uZ0

「食おう」としなければ、なんでもできる。

職業に関する夢を叶えるために、もっとも簡単確実なのは、 それで「食おう」と思わないことです。 画家になりたい。漫画家になりたい。女優になりたい。 声優になりたい。スポーツ選手になりたい・・・・ 全部、「食おう」と思わなければ、なんぼでもできま…

いま努力しているか?

「過去の自慢話」しかしない人は、現在努力していない人です。現在努力している人は、現在と未来の話しをします。と、僕は判断しています。僕は、現在努力している人と仲良くします。

経営者は威張るためにいるのではない。

「おれが会社を引っ張ってる」「おれがいないと会社がだめになる」なんて、思ってる経営者の会社は永続できません。間違いなく寿命があります。なぜなら、人間には寿命があるからです。一人の人間ががんばれる時間は、たいして長くはありません。企業を永続…

信じると、裏切られる。

人を信じることは、社会を構成するために、とても大切です。でも、信じると、裏切られます。裏切られて、怒る人もいます。呪う人もいます。裏切られるから、信じない、という人もいます。そういう人が増えると、社会は成立しなくなります。裏切られる、を防…

先輩の役目

僕は、中学生になってから、違和感を感じたことがあります。それは、先輩という存在です。同級生はみんな、先輩を恐れます。そして、先輩の言うことは絶対的です。先生も、保護者も、同じ考えのようです。でも、先輩の中には、尊敬できない人間も少なくない…

本当のアドバイス

あるご家庭の話しです。男の子と女の子の、二人の子どもをもっていたそうです。二人の子どもが、進路について真剣に考えるようになったとき、女の子は、ものづくりの仕事がしたい、と言ったそうです。そのとき、保護者の方々は、「そんなことで食べていける…

もうすぐ大分。

別府通過。もうすぐ大分。もう日が暮れます。いやー。大分遠いね。

スーパーサイエンスハイスクールという仕組みはとてもいい!もっとよくしたいね。

先日、高校のスーパーサイエンスハイスクールの子達の発表を見る機会がありました。みな、がんばって自分なりの研究をしていました。その日の午前中は、小学校でお話をしていました。その小学校の6年生の女の子は、植松電機のコズミックカレッジに来てくれ…

愛の証拠を求める相手とは距離を置いた方がいい。

自信がないと、自信が欲しいです。人の自信は、とても弱いものです。なぜなら、ほとんどが思い込みだからです。だから、人は、他者から必要とされることで、自分の自信や存在理由を見いだそうとします。それを、恋愛でやってしまうと、悲劇になることが多い…

愛を伝えるには、LINEは「すぐ」すぎるかも

LINEのいいところは即答性だと思います。 「すぐ」がLINEのいいところです。 でも、 ラブレターは夜に書くな、という言葉がありました。 自分の心を文字で伝えるには、かなりの熟考が必要です。 それは、LINEの即答性とは、相反するものだと思います。 「す…

偏見とは

僕は、デートDV防止講座を開くことができるファシリテーターの資格を持っています。デートDVも、DVも、とてもひどいことです。これも、児童虐待と同様に、なくしたいことです。DVに関する講習を受けると、必ずついてくるのが、ジェンダーバイアスです。社会…

5日は大分

明後日、5日は、夜から大分で講演です。キャピタルロータリークラブさんが招いてくださいました。大分は、高校でよんでくださることが多いです。高田高校、中津北高校、日田高校、国東高校、鶴見丘高校、舞鶴高校などなど・・・たくさんのすばらしい生徒さ…

教え惜しみする人の話しは、やっとこ聴いても無駄なことが多いよ。

起業したい!という人は、たまにいます。僕は、応援します。自分がして来た失敗と、その乗り越え方が、その人に役に立つならば、いくらでも教えます。まあ、残念ながら、起業することが目的になっている場合は、起業できないで終わることが多いんですけどね…

失敗が許されない、ではなく、成功率を高めたい。

昨日の中学校は、素敵な中学校でした。なにが素敵って、講演のあとに、質疑の時間を作ってくださいました。おそらく、準備されたものではないと思います。すると、手が、あがるあがる。しかも、先生がまた素晴らしい。たいていは、先生がマイクを持って生徒…

北海道は広い!

今日はこれから帯広の中学校で講演です。どんな子達にあえるかなあ。そのあとは、帯広から札幌に移動です。途中に峠があるから、気をつけて運転します。走行距離は、今日だけで約390キロになりそう。北海道は、ひろいわ。

ドリームキラーに負けるものか。

植松電機は、2000年までは自動車の電機装備品を修理する仕事をしていました。しかし、廃車から中古部品を取り外して販売する方法が普及したとたんに、部品を修理するという仕事は消えていきました。そのため、リサイクルという仕事に使われるマグネット…

飛びます!飛びます!

カムイロケット1500kgf型。次に打ち上げ予定の機体です。ちなみにこれは、実物の4分の1の大きさのスケールモデルのペーパークラフトです。先端のカーブも、ペーパークラフトで再現できます。ロケットも、飛行機も、実物を開発する際に、たいていは、風…

おすすめの本はありますか?

質問:おすすめの本はありますか?いやー。そりゃもう、たくさんありますが、僕が中学生の時に読んで、かなり影響を受けたのは、トマス・ブルフィンチさんのギリシア神話です。まあ、すごいボリュームですが、とてもおもしろいです。おまけに、ギリシア神話…

先生に夢を否定されたとき、自分になんて言い聞かせてがんばったのですか?

質問:先生に夢をダメだと言われたとき、自分になんと言い聞かせてがんばったのですか?僕は、ちょっと変わった子どもだったと思います。実家がものづくりの家庭で、近所にもものづくりの人が多くて、その人達との関わりの中で、僕は多くを学びます。小さい…

経験したことが無いことを教える教師にとって大切なことは?

質問:教育者は、仕事として、自分が経験していないことを教えなければいけませんが、生徒にはどう接するべきでしょう?(高校生)人にものごとを教える仕事をする人にとって大事なのは、可能な限り、自分の経験を増やすことだと思います。教科書に書いてあ…

飛行機ではなく、ロケットが好きになったんですか?

質問:子どもの頃は飛行機が好きで、今はロケットの仕事ですよね。好きなことが変化したのですか?いまも飛行機大好きです。ロケットは、空気のあるところを飛んでる分には好きです。飛行機も、ロケットも好きです。両方とも、相反する条件を満たすために努…

やりたいことがいくつもあり、一つを選ばなければいけないときは、どうしたらいい?

質問:やりたいことがいくつもあり、そこから一つを選ばなければいけない時は、どうすればいいですか?(たとえば、部活を決めるときなど・・・)たとえば、晩ご飯に何を食べるか考えたとします。カレーも食べたい。ラーメンも食べたい。うどんも食べたい。…

運転には十分に気をつけましょう。

北海道では、道路に出て来た動物を避けようとしておきる自動車の事故が少なくありません。自動車を運転しているときに、突然、タヌキやキツネが道路に出て来たら、驚くと思います。あわてて、ハンドルを切ったり、ブレーキを踏んだり、同時にやると、たいへ…