植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

7月19日午前 植松電機で美しいものを見よう!

うおお。7月19日。
植松電機に、フェラーリ328と、フェラーリF40が来ると!?

いや、もちろん、他にも素晴らしい車がたくさん来るんだけど、
僕はフェラーリF40が好きなんです。

僕は、人間が作ったものが好きです。
(もちろん、自然が作ったものも好きですが)
人間が作ったものをみて、作った人の考えや、作り方を考えるのが好きです。
どんな形にも意味があります。
自分も、その設計者やエンジニアの仲間になれた気がします。

でも、一般的な自動車や電化製品をみていると、
その形状の意味が「コスト削減」に終始していることが多いです。
コスト削減も、とても大事な概念です。
でも、それは、美しさとは反対側にあるような気がします。
機能を突き詰めた結果は美しい気がします。

高価な車の部品や、飛行機の部品は、美しいです。
そこには、意味があります。機能が追求されています。
軽さと、強さという、相反する条件を満たそうと、
人間が努力した痕跡があります。
それを見て、考えて、共有し、追体験するのが好きです。

フェラーリF40は、最先端素材がふんだんに使われ始めた頃の車です。でも、電子制御は今ほど進んでいない時代です。
技術の狭間の時期の機械は、大抵、ちょっとへんです。
でも、そのちょっとへん、なところが大好きです。
(音速突破したてのころのジェット機とかも、相当変だから好きです。)
フェラーリF40は、最先端と、大昔が、共存している車です。
だから、好きです。

7月19日が晴天であることを祈ります。
素晴らしい車たちが、千歳から赤平まで走ってきてくれます。
そんな素晴らしい機会を作ってくださる、美しいものを大切にするオーナーさんたちが、道中、北海道の素敵な季節で幸せな気持ちになってくれたら嬉しいです。

7月19日の10時頃から、12時頃までの、ごく短い時間ですが、赤平の植松電機に来てくだされば、人類が産み出した美しい車が動いているところを間近でみられます。
入場料や予約はありませんので、ぜひ、お越しいただければと思います。