消えていく仕事があるから、仕事は生まれてくるべき。

現在は岩内。
風が強いのお。
今日は、岩内高校でお話をさせていただけます。

昨夜は札幌に泊まりました。
ホテルは、外国の方で満杯です。
フロントで「チェックアウトが８時頃になると、外国の方々で、ものすごい混雑しますよ。」とアドバイスされたので、
さっさと７時前にチェックアウト。
ということで、岩内には、１０時前に着きました。
で、車の中の片付けと、今日の資料作りです。

僕のアルファードは、現在、燃費は１４キロ〜１５キロです。
仙台のアルファードが、６キロ〜８キロだったことを考えると、
ガソリンの消費は、おおよそ半分になっています。
これって、すごいことです。
だって、ガソリンスタンドの売り上げが、確実に落ちるってことです。
事実、ガソリンスタンドを経営している友人も、
本当に目に見えて売り上げが落ちていると嘆いていました。

もう忘れたかもしれないけど、
昔は、カメラは、２４枚か、３６枚しか撮影できず、
それを、現像して焼き増ししないと写真は手に入らなかったのです。

世の中は、変化しています。
「便利」の反対側に、必ず、なくなっていく仕事があります。
だから、仕事は、生まれてくるべきだと思います。

仕事は、「売れそう」「儲かりそう」で生まれるものではないです。
それはもうすでに、二番煎じです。
仕事は、世の中の悲しいことや、苦しいことや、不便なことを改善しようとする努力から生まれてくるのだと、僕は思っています。
人間の優しさが、新しい仕事を生み出します。

だからこそ、
不便なことや、悲しいことや、苦しいことを、
「そういうもんだからしょうがない。世の中甘くない。」と
割り切って諦めない方がいいと思います。

もちろん、そういう問題は一朝一夕で解決しないです。
でも、すぐに結果が出ないからといって、
何もしないのでは、何も変わらないです。

数年前に来た時よりも、ちょっと寂しくなった感じの岩内の街を見ながら、赤平のことを思い浮かべつつ考えました。

さて。お昼ご飯は何食べよう。
さすがに、Coco壱番屋はなさそうです。