植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

缶サット甲子園北海道大会の会場について。

北海道の缶サット甲子園は、
植松電機の敷地で行われています。

以前は、近隣の市の売れてない工業団地を借りたこともありましたが、「買え」と言われたので、やめました。
(年に3日しか使わないのに、工業団地を使う範囲買え、と言われましても・・・・)

ということで、植松電機の敷地で打ち上げることとなりました。
安全上、打ち上げ高度は100m程度しか確保できないのが
欠点と言えば欠点ですが、
でも、利点も多いです。
(モデルロケットの安全基準では、もっと高く打ち上げられますが、僕らは独自の厳しい安全基準で運営しているため、打ち上げ高度は低いです。しかし、回収率は100%です。)

缶サット甲子園は、実は重要なのはプレゼンです。
打ち上げ前に、自分たちの計画についてプレゼンし、
打上し、データーを解析し、そして、
結果報告のプレゼンがあります。
このプレゼンが、かなりいいです。
高校生がしっかりプレゼンします。
それは、僕らにとっても刺激と学びになります。
もちろん、彼らは知らないことが多いです。
だから、知らないが故の誤りも少なくないです。
でも、知らないのならば、教えればいいだけです。

通常の缶サット甲子園の場合、
打ち上げ高度が高いので、打ち上げ場所はかなり町から離れています。そのため、プレゼン会場から打ち上げ場所までの移動にも
時間も費用もかかります。
でも、赤平の場合は、プレゼン会場の隣が打ち上げ場所です。
打ち上げまでの準備作業も、快適な建物内でできます。
(水洗トイレも自動販売機もあります。って大事なことです。)

これが実現しているのは、赤平市の警察署をはじめ、
行政の方々や、近隣の方々の支えがあればこそです。

あとすこしで打ち上げですね。
ニコ生も再開するかな?