植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

ロンドンブーツのあつしさんはいい人でした。

1月の「こども経済TV3」という番組は、
東京のスタジオで収録でした。
 
司会者は「ロンドンブーツ1号2号」のあつしさんでした。
 
実は、僕は彼のことをあまりよくわかっていませんでした。
数年前に見た彼の出ている番組では、
彼は乱暴で無遠慮な人に見えたからです。
だから、収録もちょっと心配でした。
 
でも、彼がスタジオに入ってきて、まず最初にしたことは、
たくさんいる子ども達の緊張をほぐすことでした。
彼の話し口調は、子どもを、子ども扱いしていませんでした。
でも、やさしく、ていねいでした。
その姿に、僕は自分の目線が偏見に満ちていたかもしれないと感じました。
 
収録が進んでいきますが、予定よりも時間がかかっています。
僕の出番は最後です。そして、あつしさんは、次の出番があるので、帰る時間が決まっています。
だから、収録が伸びた場合の対応が協議されました。
 
最初は、僕のVTRを途中で止めて、急いで収録を終えて、
あつしさんに締めの言葉を言ってもらって、
あつしさんの退席語に、あらためて追加で、僕のスピーチを撮影する、ということになりました。
 
でもそれに反対してくれたのが、あつしさんでした。
結果的に、VTRは全部再生されました。
リンガーハットの方が、隣でぼろぼろ泣いてるので、
僕もつられて泣きそうになりました。
 
で、とりあえず、撮影は終了し、あつしさんが締めの挨拶部分を収録しましたが、そこであつしさんは「まだ時間大丈夫だから、最後まで撮ろう。」と言い出しました。
スタッフはあわてて、無理じゃないか、と言うのですが、
あつしさんは、僕のスピーチを聞きたい、と言ってくれました。
 
ということで、急遽スケジュール変更で、スピーチです。
実は、完全なぶっつけ本番です。
その場で考えてしゃべりましたから、うまくしゃべれたかわかりません。
 
で、最後に、もう一度締めの撮影を行って、無事に撮影終了です。
僕は、あつしさんが次の仕事に間に合うのかが、とても心配でした。
 
僕の中で、「ロンドンブーツ1号2号」のあつしさんの見方が、180度変わりました。変わって良かったと思います。
また、沢山の子どもたちとも会えました。
素晴らしい企業の方々とも会えました。
この番組に参加できて、本当に良かったと思います。
 
ちなみに、この番組、録画しました。
しかし、その直後に、ブルーレィデッキが壊れました。
ということで、結局見ていません。
修理に出さないと・・・
 
(「ロンドンブーツ1号2号」を間違えてロンドンハーツと書いてました。訂正します。)