「好き」じゃないものは「嫌い」なの?
僕は、「どん兵衛」が大好きです。
特に、関西風が好きです。
便利なもので、Amazonで箱買いできます。
かつては、「赤いきつね」にあこがれました。
なぜなら、カリオストロの城というアニメ映画の中で、
ルパンがおいしそうに食べていたからです。
しかし、今も何度も試しますが、
やっぱり「どん兵衛」が好きです。
僕はなぜ、「どん兵衛」の方が「赤いきつね」よりも好きなのかを、しっかり比べて考えてみました。
そうしたら、実はそんなに差が無いことに気がつきました。
わずかな違いです。微妙です。揚げの食感や、麺の感じが、少し違います。でもそれは、「まずい」ではありません。
その差は、「どん兵衛」の関東風と、関西風の違いよりも小さいもののように思えました。
だから僕は「赤いきつね」が嫌い、と思わないし、
「赤いきつね」がまずい、とも思わないです。
「どん兵衛」の関東風が嫌いでもないし、まずくも無いです。
「赤いきつね」は、ルパンがおいしそうに食べていた、あこがれのカップ麺です。
なんでも、facebookに、「いいね」の反対のスイッチを付けるとか付けないとかいう話もあるようですが、
僕は、「ダメ」とか「変」とか「まずい」とか「ださい」とか「いみなくね」とか「きもい」とか「くせえ」というような、マイナスの情報を無くしてみたらどうかなと思うことがあります。
もちろん、事実は重要です。事実をしっかり見つめると、
もしかしたら「嫌い」は減るかもしれません。
そして、「好き」なものを「好き」というのと、
「好き」じゃないものを「嫌い」というのとは、全くちがいます。
昔、クラスで「きもい」と言われていた子がいました。
でも、客観的に見たら「きもくない」です。
昔、クラスで「くせえ」と言われていた子がいました。
でも、耐えられないほどくさいわけでは無いです。
僕の靴の方がくさかったかも。
攻撃的なマイナスの評価は、よくないと思いました。
僕は、マイナスの評価をしないように気をつけています。
僕は、わりと教育に対して批判的ともとれることを書きますが、
「先生がダメだ」とか「保護者がダメだ」と書いたことはないとおもいます。
事実を元に、どうやったら変えられるかを考えているつもりです。
もしも、マイナスの評価をしないように、大勢が気をつけたら、いじめや、風評被害はなくなるかもしれません。
僕は、見学に来てくれる幼稚園や保育所の子に、
「誰かが失敗しても笑わないんだよ。」
「誰かが失敗したら、助けようね。はげまそうね。」
「そして、やったことがないことをやってみようね。」と
話します。
幼稚園の子は、大きな声で復唱してくれます。
そのまんま、大きくなったら、すてきなのになあ、と思います。
もうすこし、優しい社会になるかもしれない、と思います。