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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

ハロウィンはなかなかいいね。

この二日間ほどは、夕方からはハロウィンで大混雑でした。
そこら中、血まみれの女の子だらけ。
一番多いのが、ゾンビ系かな。
次に多いのは、マリオとルイージかも。
 
ほとんどが女の子で、そのうしろを、男がついて回ってる感じ。
男で仮装してる人は、すごく少なかった。
(ダースベイダーがいました。ん?中身は性別判別不能か。)
 
見ていて、「北海道は分が悪いのう・・・」と思いました。
寒すぎるわ。
露出がすごく高い仮装が多くて、北海道ではつらそう。
僕は、おなかを冷やすといちころなので、
おなか丸出しの女の子とか見ると、こっちがおなか痛くなりそうでした。
 
いま、ゾンビが発生したら、見分けつかなくて困るなあ・・・
と思ってみたり、
本当にゾンビがでたらこんな感じなのかなあ・・・
と思ってみたり。
ゾンビに意識集中しすぎか。
 
 
でも、みんな楽しそう。
仮装とファッションの差ってなにかな?
個性と仮装の差ってなにかな?
別にこれ、ハロウィンじゃなくてもいいんじゃないの?
いっつもやればいいのに。
でも、もうきっと今日は仮装の人はいないんだろうなあ・・・
ちょっと寂しいかも。
 
日本では、「趣味」は「道楽」というか、
なんとなく、「余裕あるやつはいいよね」的な、
贅沢で無駄遣いな行為、と見なされる雰囲気がある感じがします。
そのおかげで、自分の好きなことや、趣味を、人にしゃべられない人が少なくない感じがします。
特撮ガガガという漫画では、特撮大好きなOLさんが、その趣味をうまく伝えられなくて苦悩するシーンがおもしろいのですが、
本当は、好きなモンを、他人にバカにされなくてもいいような気がします。
 
時々、海外の技術者の方が植松電機に来てくれます。
会社の中を案内して、最後に僕の部屋を見せます。
すると、みんな笑顔になります。
なんでも「日本人は、内側を見せてくれない。だから、打ち解けるのが難しい。でも、こうやって趣味を見せてくれると、とても安心できる。」のだそうです。
 
僕の記憶では、自分の大好きなものが、価値を失ったのは、
中学校に入ってからのような気がします。
小学校の頃は、趣味(自分のやりたいこと)は個性でした。
でも、中学校に入ったら、部活と受験に関係のないことは、
やる必要のないくだらないこと。まだそんなことしてんの?
そんなことしてるから成績悪いんじゃないの?
そんなことしてる時間があったら、勉強しなさい。
になってしまった気がします。
そうなると、おそらく、人間の行動原理は、
「自分がどう思うか基準」ではなく
「他人からどう思われるか基準」にシフトしてしまう気がします。
 
昨日、ポテトヘッドの着ぐるみを着てる女の子がいました。
あれは、手作りだと思います。でも、かなりよく出来ていました。
きっと、この子は、高い技術系の能力を持ってると思います。
そういう個性が、「変だ」「おかしい」「よーやるわ」「なにそれ自慢?」「余裕あるやつはいいよね」「そんなことで食えるわけない」「いみなくね?」と言われないでいい社会の第一歩が、
ハロウィンかもしれないな、と思います。
 
ただ、北海道では寒すぎるから、夏にやってくんないかな。
 
(ハロウィンのあと、ゴミがひどいから、ハロウィンはだめだ、という話もありますが、それはハロウィンの問題ではなく、個々人のモラルの問題だと僕は思います。)