今日は世界からお客さんがきてます。
今日は、世界から人が来てくれています。
大学宇宙コンソーシアム「UNISEC」が開催する、
CLTPという事業です。
缶サットを教材に用いて、宇宙開発技術の入り口を学び、
それを、自国の教育活動に活かそう、という事業です。
ということで、モンゴルや、エジプトや、様々な国から、
様々な人種の方々が、植松電機に来てくれています。
見た目では年齢はまったくわかりませんが、
おそらくは、20代〜30代かな?
彼らは、まず北海道大学に入って、
北海道大学で缶サットの製作を学んできました。
そして、後半、
植松電機では、缶サットを打ち上げて、缶サットの機能確認をします。
従来は、缶サットを打ち上げるとなると、
かなり強力なエンジンを搭載したロケットが必要で、
それにはとてもコストがかかりました。
また、せっかく缶サットを学んでも、
自国で打ち上げられないのでは、
それを自国で教育に活かすのに困難が予測されます。
ということで、僕のとくいのペーパークラフト。
ただ、缶サットの重量が増えたりしたので、
ペーパークラフトロケットもかなりモデルチェンジし、
その型紙や説明書とか手直しするのに、今朝までかかりました。
いま、世界から集まった若者が、
植松電機で、必死にペーパークラフト作っています。
みんな、思った以上に、かなり器用です。
事前の質問では、「紙なのに燃えないのか?」
という質問もありましたから、
彼らは、やや、半信半疑かもしれません。
でも、オール紙製のロケットが、素晴らしい速度で
天を目指して飛んでいったら、喜んでくれると思います。
ペーパークラフトロケットのいいところは、
なんぼでもプリントすれば作れること。
そして、なんぼでも拡大コピーできることです。
しかも、紙だから、軽くて安全です。
ただ、雨には弱いけどね。
僕のデザインしたペーパクラフトロケットが、
世界で子ども達のために使われたりしたら、
とても嬉しいことです。
宇宙開発や、ロケットなんて、
ものすごくお金がかかる国家事業でしょ?
よほど頭が良くないと無理だよ。
だから、自分なんて・・・
と、子ども達が思わないですむようになったらいいなあ。
そういう子が、世界で増えたらいいなあ。