植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

才能を磨こう

お正月と言えば、「芸能人格付けチェック」という番組が好きです。

前半の芸人いじめの部分は不要な気がするのですが、
後半の本編はおもしろいと思います。

安物と本物を見分ける、というお話なのですが、
今までに、パーフェクトを出してる人達は、
みな特徴があります。
中でも、連戦連勝のGacktさんは、とても興味深いです。

Gacktさんは、ワインの飲み比べのとき、
「自分は芸能界、音楽会で、一番たくさんワインを所有している」
と言っていました。
だから、間違えないのだそうです。

なるほど。と思いました。

彼は、忙しい芸能活動の合間の時間や、収入を、
様々な知識や経験のために費やしているのだと思います。
それが、彼の魅力やセンスの根源なのだろうと思います。

以前、「才能とは知識の積み重ね」という話しを書きましたが、
本当にそうなのかもな、とあらためて思います。

ファッションセンスのある人は、莫大な量のファッションの情報を知っているから、良い選択ができるのだと思います。

僕は、年末、会社の自分の机のまわりや倉庫を片付けました。
僕は会社に、会社の仲間が見たり読んだりしたらいいなあ、と
思う本やDVDをおいています。
でも、そのジャンルのめちゃくちゃさにあきれました。
マンガと航空力学の本が並んでいたり・・・
(しかも、そのマンガは、田中圭一さんのだったり・・・)

僕は、かなり本を読みます。
おそらくは、知人のだれよりも読んでいます。
(永田先生には、負けるかもしれません。)
今まで、本に投資して来た金額も相当だと思いますし、
本を読むためにつかった時間も相当です。

この読書量が、僕のひらめきや、気付きのもとだと思っています。
時々、僕の視点が普通の人と違う、と指摘されますが、
それは、僕がたくさん本を読んでいるからだと思います。
僕の中のたくさんの情報が絡み合って、
いろんな思考につながるのだと思います。

大学時代も、僕は、食費や生活費を削って本を買います。
クラスメートからは、
「よく、そんなに本買う金あるな。うらやましい。」と
言われたこともありますが、
彼の方が、僕より仕送りは多かったです。
重要なのは、お金をどう遣うかだと思います。

本を読むと、新しい知識が身に付きます。
それだけで、読む前の自分とは違う自分になっています。
自分を変えたいと思うなら、本を読むのが一番手っ取り早いです。
そして、たくさん本を読めば、
ほかの人と違う視点を持つことができると思います。
そして、できれば、読む本のジャンルは、めっちゃくちゃだと
なおいいと思います。

本屋は素晴らしいです。
いろんな本があります。
買う予定に無かった本とも出会います。
だから、本屋は大好きです。
でも、最近は、全国の本屋が一様な感じなので、ちょっと残念です。

ネットも、情報量では素晴らしいですが、
自分から意識して求める情報は、偏りが大きいかもしれません。
同じような情報が増えても、きっと、視点の多様化にはつながらないです。
だから、ネットに情報源を依存すると、画一的で普通な思考になってしまうかもしれません。

ただ最近、目が遠くなって来て、
字が小さい本を避けているような気がします。
今年は、がんばって、昨年よりも読書量を増やしたいと思います。
僕の才能を磨くために。