根拠の無いあきらめ方に負けないように。
これはなにか。
これは、昨日の高校生達が作ったロケットです。
修学旅行の初日に植松電機に来てくださったので、
そのあとの旅行中もロケットを持って歩くと、
ロケットを壊しそうで心配だから、
植松電機から学校に宅急便で送ることにしました。
昨日は雪が降っていたので、
ロケットも濡れています。
中には、慌ててパラシュートをしまおうとして、
ロケットの紙製のボディが痛んでいる機体もあります。
ということで、全数を乾燥。全数を整備。
破損していた機体も、すべて、再度飛ばせるようにしました。
このロケットは、エンジンを取り替えたら、何回でも飛ぶロケットです。
だから、大事にしてほしいなあ、と思います。
ロケットなんて、宇宙開発なんて、
ものすごくお金がかかる国家事業。
よほ頭が良くないと無理。
と思い込まされている人は多いです。
でもね、その情報は、だれが教えてくれたの?
それは、実は、やったことがない人です。
本当に宇宙開発やってる人なら、そんなこと言わないです。
やったことが無い人が教えてくれた、根拠の無い夢のあきらめ方を覚えてしまったら、僕らは、どんな夢でもあきらめられます。
だからこそ、
「そんなことないよ。ロケットなんて作れるよ。」
と言うことを知ってほしくて、ロケットを作ってもらいます。
やったことがない人の言う、根拠の無いあきらめ方に、負けないで。
という思いを込めたロケットです。
全部で約300機。イヤー、大変でした。でも、梱包終了!