質疑応答は、文章でもらって文章で返したい。
講演のあとに、質疑応答があることがあります。
僕は、基本的には、ちゃんと答えたいから、
質問は文章でもらって、文章で返すようにしています。
でも、その場での質疑応答もあります。
学生さんからの質問には、おもしろいものが多いです。
でもみんな、「くだらない質問なんですけど・・・」と
恐れ入りながら質問してくれます。
僕は「くだらない質問はないよ。」と言って、
真剣に答えます。
すると、質問の手が、次々と上がるようになります。
でも、本当にきついことは、みんなの前ではしゃべれません。
だから、後日、手紙をくれる子達がいます。
だったら、質疑応答は、やっぱり、文章でもらって、
文章で返す方がいいんじゃないかな、と思います。
で、さきほど、くだらない質問はないよ。と書きましたが、
ぼくが「くだらない」と思ってしまう質問はあります。
それは、大人からの質疑の時にしか出ないです。
「いままでに、いくらかかりましたか?」
僕は、答えたくないです。
でも、答えます。
すると「よくそんなに出せましたね」と言われることがあります。
僕は、倒れそうになります。
僕は、児童虐待を無くしたいのです。暴力を無くしたいのです。
そのために、僕は、お金を稼いで、投資をしているのです。
稼ぐためのビジネスをがんばるのです。
けっして、お金があったから、つかってるのではありません。
これを、口頭で伝えようと思うと、もう一回、90分しゃべらないといけません。
ということで、ますます、大人向けの講演をやりたくなくなるのです。
本当に悩んでいることは、衆目の前でなんて質問できないと思います。
だから、やっぱり、質問は、文章でもらって、文章で答えたいなあと、心から思います。