現状報告で終わるな。

僕は「知りません」「わかりません」という言葉が
好きではありません。

なぜならそれは、現状の報告にすぎないからです。

はらへった。
さむい。
あつい。
と同じだと思います。

はらへったら、どうするのか？
さむければ、どうするのか？
あつければ、どうするのか？
知らないなら、どうすべきか？
わからないなら、どうするのか？

現状の説明をいくらしても、状態は改善しません。
現状に問題があるのならば、それを改善するための努力をすべきです。

例えば、「お金がない」という現状報告について、
不思議なことに、「金がない、金がない」と言う人に限って、
無駄な支出が多かったり、
えー、そこにお金かけるの？という投資をしたりして、
あげくは、あり得ない金利の借金をして、
金がない、という状況が悪化しているケースが多いです。
もちろん、生活改善もしないで、
タバコを吸いながら、げほげほ咳をして、
体調が優れない、とぼやきます。
タバコやめたら？運動したら？と言っても、
「やめられないんだよねえ」
「運動する暇なんかないよ」
で終了です。

でも、所得が「大丈夫？」と思えるほど低くても、
いろんな工夫をしている人は、幸せそうだし、
「金がない」とぼやかないです。
そういう人は、お金の使いどころが、なるほど！と感嘆するような素晴らしさです。

現在値は、そんなもんわかってるんです。
わかってるから、どうするのか？
現実は、なんぼみたって変わりません。
だから、改善する努力が必要です。
「だったらこうしてみたら？」が必要です。