植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

アイコンタクトは愛接続かも。

昨日は、赤平市の企業人材育成事業の最終報告会&卒業式でした。
赤平市が重点対策として、取り組んでいる事業です。
各企業から1名〜2名の発展の可能性の高い人材を集め、
市が様々な手法で人材を人財にすべくチャンスをつくっています。

その卒業式では、
学校の卒業式よろしく、卒業証書のようなものが
赤平市長から直接手渡されます。
市長からのねぎらいの一言のあと、市長が握手を求めます。
握手という習慣に慣れていない人達は、戸惑います。
でも、握手はいいものです。
緊張していた受講生の顔にも、笑顔が宿ります。

しかし、残念なことに、
市長が握手を求め、握手をしても、
その目は、市長の目を見ていない、という人も
少なからずいました。
そういう人は、笑顔になりませんでした。
これは、とてももったいないことだと思いました。

最近、人の目を見ることができない人が増えています。
せっかく相手が、自分の目を見つめていても、
自分は目をそらしてしまいます。
だから、相手が自分を見ていることがわかりません。

アイコンタクトは、とても大事です。
そこには、言葉では表せないつながりがあります。
でもそれが、できない人が増えているのは不思議です。
だって、幼児はできるんですよ。

なぜ、人の目を見ることができなくなるのか?
僕は、思い当たるふしがあります。
中学校のとき、授業がわからなくなってくると、
先生と目が合うのが恐ろしいです。
うっかり問題をあてられたら、さらし者になります。
だから、目を合わさない努力をしてしまいました。

また、学校の中で、自信がない人達は、
他者の自信を奪います。
そんな人達と目が合うと、ろくなことにならないです。
はんにゃの金田さんは、いじめが原因で、
人と目を合わさないで学生時代を過ごしたと言っていました。

僕の場合は、大学で、授業が楽しくて思えたら、
先生の目をしっかり見つめることができました。

おもしろいことに、いろんな学校に行くから気がつきましたが、
都会の子達は、目をそらします。
田舎の子達は、目を見つめます。
その差は、なんなんだろう。

また、雰囲気の悪い学校の子達は目をそらします。
先生が高圧的な学校の子達も目をそらします。

アイコンタクトは、人と関わる上で、きっと大事です。
だから、できなくならないようにしたほうがいいです。

その原因の一つに、もしかしたら、学校は大きく関わっているかもしれません。
ささいなことなのかもしれませんが、
因果関係を、もっと考えてみた方がいいような気がします。

ちなみに、エアソフトガンによる撃ち合い(サバゲー)では、
声を発するとばれますから、アイコンタクトがとても大事です。
もしかしたら、撃ち合いしたら、アイコンタクトできるようになるかも。