植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

トラブル対策

トラブルがあったときに、
「どーするのさ」
「なんでさ」
「どーしてくれんのよ」
なんて、わめいているひとは、トラブルを解決できない人です。
そういう人が上司や先生や保護者だと、部下や生徒や子どもからは
尊敬も信頼もしてもらえません。

だって、これって、
「僕はどうしたらいいの?」って
質問してる状態です。
どうしたらいいのか、わからない状態です。

トラブルが起きたら、まず最初にすべきことは、
自分がどうしたいかをかんがえることです。
そして、そうなるように手を打つのが、
トラブル対策です。

船が氷山にぶつかったとします。
そのときに、
見張りはなにやってたのよ!
なんでそっちに舵切ったのよ!
なんでよけられなかったのよ!
誰の責任だ!
この事故の補償はだれがするのよ!
なんてわめいていても、なんにもなりませんね。
氷山に船がぶつかった事実は、変えることはできないです。
そんな過去の話は、助かってからなんぼでもできます。
まずは、船を救う努力。それがだめなら、避難する努力を
すべきです。

過去は、決して変えられません。
変えられるのは、未来と、自分の行動です。
だからこそ、トラブルが起きたときは、最善なる未来になるように、
なにをすべきか考えて迅速に行動することです。

過去を悔やむようなことは、トラブルが解決して、
ひまになってから、
ゆっくりやればいいです。