植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

自分のペースが通用するのは自分だけ。

植松電機は、小さい会社です。
でも、一応企業です。
 
工場内は、フォークリフトや重機などが走っています。
様々な研究機関や企業の方々が実験をしているときは、セキュリティの都合から、部外者は立ち入れません。
安全上立ち入り禁止の範囲もできます。
学校の見学が来ているときは、生徒の安全確保のために、
部外者の侵入は厳しく制限しています。
 
ほとんどの方は、よく理解してくださっているのですが、
というか、普通は、製造業の企業の敷地内に無断で入るなんてことをしないと思うのですが、
時々、いきなり入ってきてしまう人達がいます。
本来ならば、不法侵入です。
 
まずは、連絡をいただいて、日程などを調整して、
その上でいらしていただけないと、対応出来ません。
僕自身、ほとんど赤平にいないし、いても会議をしているか、
仕事をしています。
だから、いきなり来られても、あえないです。
 
というのは、どの会社の人も同じだと思うのですが、
残念ながら、いきなり「社長いますか?」の経営者も少なくないです。
自分が同じ事をされたら、対応出来るのかな?
 
昔、「電話の向こうはどんな顔?」というコマーシャルがありました。電話のマナーについてのコマーシャルです。
最近は、そういうコマーシャルはないですね。
電話と言えば、時々、「出るまで鳴らすぜ」という人の電話がかかってくることがあります。でも、僕の「絶対でない度」が高まるだけです。
 
自分のペースが通用するのは自分だけです。
相手のペースを思いやる気持ちはあったほうがいいと思います。
(だから僕は、基本的に電話しません。用件はメールなどで送ります。その方が、「言った、言わない」の間違いも無いですし。)

4月23日は代官山の蔦谷さんでトークイベントとサイン会です。

4月23日は、東京の代官山の蔦屋書店さんで
あたらしい本の出版にあわせたトークイベントがあります。
 
なんでも、代官山の蔦谷さんは、相当に大きいらしい。
だから、行くのがとても楽しみです。
 
先着50名様だそうです。
 
詳しくは、下記から応募できるみたいです。
サイン会もあるそうですが、そのためには、
このお店で僕の本を買わないといけないみたい。
すでに買っちゃった人にはごめんなさいね。
 
50人だと、来てくれた人との距離が近そう。
緊張する。
 

4月1日は植松電機のロケット体験教室です。付き添い参加が不可な理由。

明日は神戸です。日帰り。
朝の4時半くらいに出発かな。
赤平に帰り着くのは、日付が変わる前くらい。フルに一日を使います。
 
その翌日、4月1日は、植松電機のHPから予約できる、ロケット体験教室です。
幸いなことに、現段階では、4月1日は晴れです。
風も弱そうです。ロケット打ち上げには適しています。
しかし、日中の最高気温の予報は5.8度。
本州からみたら、ものすごく寒いはず。
北海道は、桜が咲くのがGWですから。
ということで、いらっしゃる方は、十分な防寒対策をしてきてくださいね。
 
昨年は、偶数月の第一土曜日の午後からのロケット体験教室でしたが、今年は、受け入れを増やすために、
4月、6月、7月、8月、9月の第一土曜日の午後からにしました。(5月はGWとかぶるのでスキップです。)
 
このロケット体験教室は、参加した人が全員ロケットを飛ばせる人になってもらうことが目的なのと、スペースに限りがある中、できるだけ多くの人に体験していただくために、「付き添い」での参加が不可能です。
「付き添い」ありだと、子ども一人がつくって、そのほか4人付き添いです。付き添いは無料ですよね。なんていうこともありましたので・・・。
予約のHPにも「付き添いでの参加はできません」と明記してありますが、残念なことに、読んでいない人もけっこういます。
ちゃんと理解してくれている方々に申し訳がたたないので、
厳しいかもしれませんが、付き添いでの参加ができないことを徹底していきますので、ご理解いただきたいです。
 
たとえば、子ども向けの映画を見るときに、「親はこの映画に興味が無いので、子どもの付き添いです。」って無料にはならないですよね。
 
また、子どもだけ作って、親が作らないケースに限って、
親が異常に過干渉のことが多いです。
ああしなさい、こうしなさい、ちがうちがう!ちゃんと読みなさい!なにやってんの!勝手なことするんじゃない!と怒鳴りまくりです。
僕らがみかねて子どものフォローに回ろうものなら、
「教えてもらったんだから、ちゃんとお礼を言いなさい!」と、
さらに子どもが怒鳴られています。
そういう子どもは、本当にかわいそうです。
だからこそ、親も作れ!と思います。
 
先日、あるお母さんから、「うちの子どもは、何をやっても、わかんなーい、できなーい、むりー、ばっかりなんですけど、どうしたいいんでしょう?」と質問されました。
子どもは、「そんなこと言わないでよ」みたいにしています。
僕が、「ああ、それは、子どものやることに干渉しすぎじゃないですか?もっと子どもの考えを尊重したらいいと思いますよ。」と言ったら、子どもの顔が明るくなって、ぶんぶんうなずいています。
お母さんは「そんなこと言われても・・・」みたいに不服げでした。
 
子どもに失敗させまいと頑張ると、
子どもの成長は止まってしまいます。
大事なのは、安全に失敗を経験させ、乗り越え方を教える事です。
そのためには、自分もやるのが一番です。
でも、自分自身が失敗を避けて育ってきた人は、失敗の乗り越え方がわからないから「失敗したらどうするの!」になります。
それがまた、失敗を経験できない子どもを育てます。
悪循環です。
 
この悪循環を断ち切るためにも、植松電機のロケット体験教室は「付き添い参加は不可」ですので、
ぜひ、ロケットをつくって飛ばせる人になってほしいと思います。

僕の本がネットでも買いやすくなったようです。

品薄状態が続いていたネット販売ですが、
関係者の方々のご尽力で、ようやく行き届いたようです。
1〜2ヶ月待ち、なんていう恐ろしい表示が消えて、
在庫有り、明日お届け、になりました。
大きな書店が近くにない人も、これで入手しやすくなるかと思います。
関係者の方々に感謝です。

 

「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた

「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた

 

 

今日は大阪です。

ありゃ。北海道はもさもさ雪が降ってるわ。
これから大阪へ。
 
今日は、塾の30周年記念のイベントのようです。
大阪周辺と言えば、31日に神戸でかなり大きな講演会がありますが、そこは満席(キャンセル待ち)のようです。
こちらは、まだ入れそうな感じ・・・(現段階では入手可能になってます)
満杯だったらごめんね。
 
ちょっと遅い時間だけど、
今回のは、どちらかというと小・中・高生向けです。
質疑応答の時間も長めにとってあります。
もしも、興味のある方がいらっしゃったら、
下記から調べてみたらいいかもしれません。
 
ということで、千歳に向かって出発します!
 
 

滋賀の中小企業家同友会は、とてもいい!

昨夜は、滋賀県栗東で講演をさせていただけました。
招いてくださったのは、滋賀の同友会の方々です。
 
滋賀の同友会と言えば、いまから10年前に、僕をよんでくれました。
僕が、人前でしゃべるようになった、極初期のことです。
おそらく、今にして思えば、超生意気なお話しだったと思います。
 
でもそのあと、滋賀の同友会の方々は、すぐに赤平まで来てくれました。一般の企業の方々の勉強会としては、本当に極初期のケースになりました。
 
その懐かしい人達と再会できる日でした。
 
10年。
あっというまだったけど、その間に、本当にいろんなことがありました。
世の中も、すごく変わったと思います。
リーマンショックも、東北の震災も、未経験だった、10年前の日本。
 
今回再会できた人達にも、10年間にいろんなことがありました。
でもみんな、がんばってました。
いろんな哀しみや困難に立ち向かってきた人達は、優しい笑顔でした。
それは、僕に沢山の勇気をくれました。
 
今回の講演は、120分と、普通よりも時間をとってくださっていました。信頼できる滋賀の同友会の方が作ってくださった時間です。負けないように、容赦なくがんばりました。
聞いてくれた人は、ちょっと大変だったかも。
子どもも沢山来てくれてました。ごめんね。長くて。
 
僕は、永久に続く仕事はないと思っています。
どんな仕事も変化します。
だから、僕らも変化すべきです。
そのためには、変化する時間が必要です。
その時間を生み出す努力が不可欠です。
100%現在の仕事に埋没したら、変化できず、社会の変化について行けないです。
 
学ぶ、ということは、変化です。
学んだことで、自分は変わります。
昨日まで信じていた価値観から抜け出せます。
 
中小企業家同友会は、中小企業の勉強の場です。
そこでは、みんなが先生であり生徒です。
参加するためには、時間を生み出す努力が必要です。
その努力が、時間を生み出す練習になります。
 
でも実は、学びは難しいです。
実は、自分が理解できることや、興味を持てることの中には、あまり学びはありません。なぜならそれは、自分の既知を肯定するだけの行為だからです。
そして、学ぶためには、変化の勇気が必要です。
変化したくない人は学べません。
 
だから僕は、学びで大事なのは、受容だと思います。
排他は学びを否定する行為です。
でも残念ながら、排他的な人は少なくないです。
僕は、排他は、自信の無さから生じるような気がします。
自信がないから、自分を守るために、排他です。
自信を増やすためには、「やったことがないこと」をやるのが効果的です。
でも、自分が理解できないことを「意味なくね」と排他してしまう人は、「やったことがないこと」ができません。
だから、いつまでたっても、自信は増えず、受容もできません。
これは、とても残念なことだと思います。
 
時間の無駄に思えること。
意味なくね、と思えること。
それに、あえて取り組んでみることで、きっと、変化が起きると思います。
そういうチャンスを、滋賀の中小企業家同友会はもっていると思います。激変する時代に対応するために、入って損はないと思います。
 
昨日は、本当に沢山の勇気と変化をもらえました。
優しい人達に、感謝です。

僕の新しい本が出来ました。

このたび、新しい本が出ることになりました。
タイトルは「どうせ無理と思っている君へ」です。
サブタイトルは「本当の自信の増やし方」です。
 
この本は、おそらく、月曜日あたりから、お店に並ぶと思います。
 
この本は、講演おこしの本ではありません。
だから、講演であんまりしゃべっていないことが書かれています。
 
今回重視したのは「自信」の部分です。
 
自信をいかにして失ったのか?
いかにして自信を増やすのか?
 
にページを多く割いています。
 
また、とても素敵なイラストが沢山です。
紙もしっかりしています。
文字も大きいので、
 
「自分なんて・・・」「どーせ・・・・」「無理・・・」が
ついつい口にでてしまう人に、役にたつかもしれません。
 
この本が、人の自信と可能性を奪われない社会のために、
役にたったらいいなと思っています。

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