滋賀の中小企業家同友会は、とてもいい!
招いてくださったのは、滋賀の同友会の方々です。
滋賀の同友会と言えば、いまから10年前に、僕をよんでくれました。
僕が、人前でしゃべるようになった、極初期のことです。
おそらく、今にして思えば、超生意気なお話しだったと思います。
でもそのあと、滋賀の同友会の方々は、すぐに赤平まで来てくれました。一般の企業の方々の勉強会としては、本当に極初期のケースになりました。
その懐かしい人達と再会できる日でした。
10年。
あっというまだったけど、その間に、本当にいろんなことがありました。
世の中も、すごく変わったと思います。
リーマンショックも、東北の震災も、未経験だった、10年前の日本。
今回再会できた人達にも、10年間にいろんなことがありました。
でもみんな、がんばってました。
いろんな哀しみや困難に立ち向かってきた人達は、優しい笑顔でした。
それは、僕に沢山の勇気をくれました。
今回の講演は、120分と、普通よりも時間をとってくださっていました。信頼できる滋賀の同友会の方が作ってくださった時間です。負けないように、容赦なくがんばりました。
聞いてくれた人は、ちょっと大変だったかも。
子どもも沢山来てくれてました。ごめんね。長くて。
僕は、永久に続く仕事はないと思っています。
どんな仕事も変化します。
だから、僕らも変化すべきです。
そのためには、変化する時間が必要です。
その時間を生み出す努力が不可欠です。
100%現在の仕事に埋没したら、変化できず、社会の変化について行けないです。
学ぶ、ということは、変化です。
学んだことで、自分は変わります。
昨日まで信じていた価値観から抜け出せます。
中小企業家同友会は、中小企業の勉強の場です。
そこでは、みんなが先生であり生徒です。
参加するためには、時間を生み出す努力が必要です。
その努力が、時間を生み出す練習になります。
でも実は、学びは難しいです。
実は、自分が理解できることや、興味を持てることの中には、あまり学びはありません。なぜならそれは、自分の既知を肯定するだけの行為だからです。
そして、学ぶためには、変化の勇気が必要です。
変化したくない人は学べません。
だから僕は、学びで大事なのは、受容だと思います。
排他は学びを否定する行為です。
でも残念ながら、排他的な人は少なくないです。
僕は、排他は、自信の無さから生じるような気がします。
自信がないから、自分を守るために、排他です。
自信を増やすためには、「やったことがないこと」をやるのが効果的です。
でも、自分が理解できないことを「意味なくね」と排他してしまう人は、「やったことがないこと」ができません。
だから、いつまでたっても、自信は増えず、受容もできません。
これは、とても残念なことだと思います。
時間の無駄に思えること。
意味なくね、と思えること。
それに、あえて取り組んでみることで、きっと、変化が起きると思います。
そういうチャンスを、滋賀の中小企業家同友会はもっていると思います。激変する時代に対応するために、入って損はないと思います。
昨日は、本当に沢山の勇気と変化をもらえました。
優しい人達に、感謝です。