植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

なつかしい

今日はこれから、美濃太田へ。
岐阜からだいぶん東側かな。
 
電車を探したら、ワイドビューひだが便利そう。
懐かしい。
 
昔、名古屋にいた頃は、冬には、
毎週末、飛騨流葉スキー場に通ってました。
シーズン券買って。
 
流葉スキー場は、あのスキーブームの当時から、
かなりすいてました。
でも、ゲレンデ自体はとってもよくて、いい練習になりました。
温泉も気持ちよかったし。
あれからもう20年以上たってしまいました。
 
昨年は、結局一度もスキーに乗りませんでした。
意を決して、昔なじみの芦別国設スキー場に行ったら、
どうやらシーズン最後の日だったようで、
みたこともない激混み。駐車場に車を止められなくて、
泣く泣く引き返してきました。
 
今年こそは、久々に乗るぞ!と思って、
とりあえず、ベースワックスをAmazonで手配。
ずーっとほったらかしのスキーに、久々にワックスかけよう。
 
スキー靴などのプラスチック製品は、経年劣化するので、
僕のスキー靴ももう10年たつからちょっと心配。
スポーツ用品屋さんにいってみたけど、すでにシーズンオフらしく、あんまり品揃えがありませんでした。
できれば、リアエントリーがほしいなあ。
昔、リアエントリーのレーシングブーツがあったんだけど、
いまは見なくなりました・・・(まだ持ってるけど。それこそ、20年以上前の製品だから、いつ分解してもおかしくない。)
 
僕の頃は、サロモンがデビューした頃で、
僕のスキーは3Sというスラローム用でした。
ものすごく腰が硬くて、まっすぐ突っ走る加速がすごかったです。
長さは、2m超。いまのカービングスキーから見たら、ジャンプの板みたい。
でも、長いだけあって、本当によく走るスキーでした。
 
金具は、マーカーのFDRとMRR。
どちらも、ちょっと変わった構造のワンタッチ式。
今は見なくなりました。
 
昔は、スキーウェアを買うときは、太ももが入らなくて苦労したけど、いまは、胴体が入らなくて苦労してます。
時間と共に、筋肉が脂身に置換されてしまいました。
 
もう2月も真ん中。今年の冬もあと一月程度です。
何回かスキーに行こうと思います。
芦別の国設スキー場は、ものすごくなだらかで広々してるから、初心者の練習には最適だと思います。
怪我しないように気を付けて、頑張ろうと思います。

現在は和歌山。

千歳空港から、関西空港へとんで、
そこから和歌山へ。
 
関空から和歌山に行くには、3種類の方法があるようです。
で、バスは、1時間待ち。ないわ−。
で、JRと南海をくらべたら、
南海の方が速そうな感じ。
 
ということで、南海電車で和歌山にゴー!
 
電車に乗ってしばらくして、乗り換え案内の表示時間と、
電車乗ってる時間がけっこうちがうな、と気がつきます。
よくよく見たら、和歌山駅と、和歌山市駅と、二つある。
南海は、和歌山市駅だ・・・・
僕が泊まるホテルは、和歌山駅だ・・・。
 
でもまあ、無事にホテルに着いて、
まず探すのは本屋。
あれ、駅のそばにないなあ・・・
というか、どっちの駅からも遠いぞ・・・。
 
で、和歌山といえば、和歌山模型。も、
どっちの駅からも遠いぞ。中間くらい。
 
で、関空に着いた段階で雪が舞ってる。
 
うむ。病み上がりでもあるので、おとなしくしておくか。
そばくまざわ書店でがまんしよう。
 
明日は、和歌山の高校です。
明後日は、岐阜。美濃加茂です。
なんでも、岐阜の美濃加茂は、700名まで無料だそうです。
一般の人が参加できる講演会は、去年も数回しかなかったから、
今年もけっこう貴重かも。
 
 
 

科学に感謝

40歳を超えたあたりから、
どんどん老眼が進行しています。
 
ド近眼に老眼が被さって、焦点距離の調整がほとんどできない感じ。
 
ド近眼って、ドレッドノート級の近眼ってことか?
ということは、超ド近眼というのもありなのか。
 
おまけに、老眼といえば、「もっと光を・・・」
暗いと、とたんにピントが合わない。
まるで、北斗の拳の天帝軍のジャコウのように光を求めています。
 
ということで、僕の作業台はこんな感じ。

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100ワットのLEDアームライトが3本。
さらに、LEDルーペ。
こんだけ動員して、なんとか作れてる。
これが、100ワットの白熱電球だったらきつかっただろうなあ。顔の周囲で300ワットって・・・焦げるわ。
 
もしも、眼鏡も電気もなかったら、こりゃかなりまずい。
もしかしたら、「人生50年、化天の内をくらぶれば・・・」は、昔はそうだったのかも。
遠くも見えない。事務仕事もできない。書き物もできない。となったら、武将としての仕事はほぼなくなっちゃうかも。
そういう意味では、ビバ科学!
 
今日もどこかで人類は頑張ってる。
そのおかげで、助かってます。
頑張ってくれてる人類、ありがとう。
僕も頑張るよ。

弱ってるときは無理しない方がいい

青島文化教材 1/700 橋立(はしだて
 
インフルで死んでいるあいだ、なにかを作りたい衝動に駆られました。
しかし、車は、奇麗な塗装ができそうにない・・・・
戦車は、沢山の転輪を作れそうな気がしない・・・
なにかちいさいもの・・・・
そうだ、船だ・・・・
 
ということで、船の中でも、とりわけ小さい橋立。

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この船は、ワールドウォーシップというゲームで、
最初にもらえる船。
 
僕は、戦場の絆なら、ジムトレーナーが好きになるパターンで、
最初にもらえる機体に異常に愛着を感じます。
 
だから、ガンダムの最初のが一番好き。
アムロは、最初から最後までRX−78を使い続けます。
 
だから、ダンボール戦機はちょっと悲しかった。
主人公の使うロボットが、ぼんぼん変わっちゃう。
 
で、橋立。さすがに小さい。
これを、可能な限り手を加えたいのだけど、
参考資料がない・・・・
と思ったらありました。
以前、自分で作った、1/350のペーパークラフト

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さんざん資料を集めて調べて設計したから、
かなり緻密にできてます。
それを見ながら、1/700のプラモデルを作るという、
 
この橋立は、もうちょい手を加えてから、
アンテナ線を張ったら完成かな。
アンテナ線苦手なんだよねえ・・・
手すりも、塗装前につければ良かったなあ・・・・
 
やっぱり、能力が低下してるときには、
無理しない方がいいね。
 

本当のニーズを見つめよう

セガワ F-16B PLUS 1/72 
 
これは、けっこう新しいプラモ。
ヤマダ電機とかで、普通に買える。
1300円くらいかな。
 
F−16は、デビュー当時から大好き。
中でも、複座型の、でっかいキャノピーが好き。
以前から作りたかったけど、なかなか取りかかれなかった。
でも今回、せっかく時間があったので頑張りました。
 
なぜ時間があったのか。
それは、インフルエンザB型になったから。
 
熱があんまり出ないよ、と聞かされていたので、
楽ショ−とか思っていたけど、いやー、つらかった。
歳をとって睡眠時間が短くなっているなと思っていたけど、
際限なく寝られました。
体が異常に重い。いつものリュックも、地面に引っかかってるんじゃないかってくらい重い。
ラッキーなことに連休になったので、実仕事にあまり影響がなくてよかった。
で、最後の1日。このF16を作りました。
なぜB型か。それはもう、インフルエンザつながりで。
 
F15と同じエンジンを使って、うんとコンパクトにまとめられたF16は、シンプルであると同時に、機体外板の70%を外すことができるほどの整備性のよさもあいまって、
世界中で使われる飛行機になりました。
デビューしたときは、小さいから発展性がない、とかいわれてたけど、おもっきり発展しました。
設計者のハリー・ヒレーカーさんの本もおもしろいよ。
 
F16デビューの頃は、ミグ25がマッハ3を出したりとか、
戦闘機の速度はどんどん上がってる感じでした。
そんなときに、マッハ2でるかでないか、というF16は、技術的にマイナス評価をされる雰囲気がありましたが、
実際には、戦闘機がマッハ2を超えることはほとんどありません。
そこに致まで数分かかるし、音速を超えると運動性も著しく低下するし、燃費も大幅に悪化。
もっとも重要なのは、加速と、旋回を維持するパワーでした。
そこに注目して、あえて最高速度を犠牲にして、本当に必要な部分に技術をつぎ込んだ設計が、F16の成功につながったといわれています。
 
戦闘機の価値が、実際には使われることのない最高速度や、最高到達高度などで評価されていた時代。
F16は、より実際的な実用の評価を見つめたから世界中で使われるようになったのだと思います。
これは、もしかしたら、人間についても言えるかも。
点数をつけやすい。比較しやすい。という理由で人間の評価が決められてしまっていないかな。
そこを目指して特化しすぎると、実用性のない人になってしまうかも。
 
本当に求められているものはなんだろう?
要求される評価は、正しいとはかぎらない。
自分でニーズを真剣に考えることが大切だよ、ということを、
F16は教えてくれていると思います。
だから、大好き。
 
 
 
 

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今年もやるぞ!ツクリテフェスタ!6月23日と24日はあけとこう!(どっちかでいいけど)

おお、そういえば、もう、今年のツクリテフェスタの出展者募集がはじまっていました。
昨年は、あの時期にしても、ちょっと寒かったけど、(ちょっとじゃないか)
今年は、日程を少し後ろにずらしたからきっと暖かいはず!

今年は、「前回はじめて」の経験を活かして、
様々な改善を加えての第2回目です。

僕は前回は、2日目の午後からは、福岡への移動があったから、
後ろ髪引かれつつサヨナラしましたが、
今回は二日とも終日参加可能です。
またロケットのワークショップもやる予定です。
今回は、レーザー加工済みの機体になるから、
前回よりも楽じゃないかな。機数も増やせるかも。

どうか、好天にめぐまれますように!

 

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零式艦上戦闘機21型 1/48 タミヤ
 
これも、古いキットです。
1970年代に作られたものらしいです。
ホビーオフで700円でした。
古いから、部品が少なくていい。
 
で、今のキットとくらべて、足りない部分を、自分で足す。
まずは、コクピット
元のパーツを活かしつつ、どんどん作る。
メーターパネルも手作り。
機首の機銃の装填レバーは、現在のキットでも省略されてることが多いから、作る。

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エンジンは、プラグコードを足すと、かなりいい感じ。
 
しかし、コクピットも、エンジンも、組み上がったら、
ほぼ見えない。ようするに、手を加えなくてもぜんぜん平気。

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で、機体。
古いキットだから、なかなかすき間がある。
でも、いまは、パテの性能も良くなったから大丈夫。
で、さくさく形にしていって、塗装。
 
サーフェーサーを吹いて、表面を整えてから、
零戦独特の妙な灰色を塗る。
タミヤの塗料は、アルコール臭が少しするけど、
成分のほとんどが水なので臭くないからいいです。
で、僕の持ってる塗料は、昔サイズのでっかいビンです。
塗料って、経年劣化しないのかねえ・・・と思いつつ塗る。
 
誰の機体にしようかなあ・・・
零戦21型といえば、坂井三郎
高校生の時に、「大空のサムライ」を読んで感動しました。
坂井三郎仕様ということは、胴体と尾翼の青帯が目立つ。
デカールも用意されてるけど、気にせず塗装仕上げ。
ちまちまマスキングして、うまい具合に塗れました。
 
しっかり乾かしてから、マスキングテープを剥がしたら、
ガビーン(古語、耐え難い精神的衝撃を表現する言葉)
灰色剥がれてきたよ。なんで。
いままで、このパターンはなかった・・・。
海外のプラモデルは、金型から外すための離型剤が強すぎて、
塗装が乗らない、というのがあるので、製作前に洗剤で全部洗うというのが必須です。
でも、タミヤのでそんなことがなかったから、油断してました。
それとも、塗料が古いとこうなるのかな・・・
 
で、また、全部塗り直し。
自動車なら、ジメチルエーテルにつけて、丸ごと塗装を剥がすこともできるけど、すでに、丹精込めたコクピットが入ってるから、それができない。
かなりの手間をかけて、再塗装。
 
零戦といえば、風防の枠が多いので有名か。
プラモデル的にはとてもつらい。
ちまちまマスキングして、塗装。
まあまあいい感じ。
 
で、坂井三郎といえば、零戦に搭載されていた無線機を、
「こんなもんつかえねえ」と、降ろしてしまって、
無線用のアンテナ支柱もノコギリで切り飛ばしてしまったエピソードが有名ですが、
今回は、「支給直後の、無線機ついてる状態」にしようと思っていましたが、最後の最後で、無線のアンテナ支柱を折ってしまいました。
ということで、自動的に、アンテナ支柱を切り飛ばした状態に。
トホホ(古語:悲しい感情を表現する言葉)
 
昔のキットだから、今とちがってわかっていない部分も多かったようで、主翼の上の赤い線の枠がない。無ければ作れ。
ついでに、「ノルナ オスナ」の注意書きもない。
だから、書く。
いまは、毛の太さが0.3ミリ程度の極細筆があるから、
なんとかなる。(本来は、フィギュアのまつげをかくためのものらしい)

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古いキットだけど、主翼のねじりさげもちゃんと再現されてる。

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で、まあ、完成。
安かったけど、苦労したなあ。
でも楽しかった。
今のプラモデルは、高価で、自分で手を加える部分が少ないけど、古いプラモデルは、安価で、沢山遊べるから好きです。