戦争から目を背けないで・・・

ドイツのテレビドラマです。
ジェネレーションウォーというタイトルがついています。

バンドオブブラザーズといい、パシフィックといい、
海外のテレビドラマはすさまじい出来です。

このドラマは、本当に悲しいです。
そして、戦争の恐ろしさを強烈に感じられます。

僕は、戦争映画や戦争のドラマが好きです。
好きですという表現は微妙かな。
とても興味があります。
なぜなら、信じられないほどに残酷で恐ろしくて悲しいからです。
それを知れば、戦争なんて、交渉の手段として絶対につかいたく無くなるはずです。

特に悲しかったのは、韓国の「ブラザーフッド」という映画です。
言葉が通じる者同士が、しかも、幼なじみまでもが、
殺し合うのです。
命乞いをする同胞を殺すのです。
どうしてそんなことできるのかな、と思います。
殺さないと殺されるからかもしれません。
でも、そんな馬鹿げた連鎖は、自分が断ち切るしかないです。

パシフィックというドラマも、ぜひ見るべきです。
ひどいです。
補給がない日本軍が、ただただ人間の命を消耗していきます。
追いつめられた日本軍が、沖縄の人を巻き込んで、
めちゃくちゃにしていきます。

戦争は嫌なものです。
でも、くさいものにふたをして、目を背けていると、
やがて、戦争の何が嫌なのかがわからなくなります。
戦争という名詞にだけ反応するだけになります。
それでは、戦争を防ぐことはできないです。
嫌なものは見つめて、そうならないように考えるべきです。

だからこそ、このドイツのドラマも見てほしいです。
戦争が嫌だ、という気持ちが、今の１０倍くらいに高まると思います。（一応テレビドラマですから、残酷度は、そんなに高くはありませんのでご安心を。）

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