植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

先に生まれてしまった人達の役目

人口減少社会においては、
先に生まれてしまった人達は、後輩や子どもを、自分以上にしなければ、社会は確実に衰退します。
 
後輩や子どもを、自分の理解の範囲内に止めおこうとしたら、自分以下になります。
 
そして、命令や指導は自分以下しか作れないです。
(先に生まれてしまった人達が、現在も尚成長し続けているなら、命令や指導も人を育てることがありますが、成長を止めた人が行う命令と指導は、自分以下しか作りません。成長をしてるかどうかの判断基準として、簡単なチェックとしては、読書量が増えてるか減ってるかは、目安になると思います。最近、本読んでないなあ、と思ったら、成長が止まってるかも。)
 
本当は、人口が増えているときも、これを意識すべきだったけど、人口が増えているときは、自分以下を作っても、人口の増加分がそれを補ってしまうので、問題が表面化しなかったのです。
でも、人口が減り始めたとたんに、人的資源の不足という問題が目立つようになりました。
 
先に生まれた人達は覚悟すべきです。
時代は変わりました。
先に生まれてしまった人達は、次世代を自分以上の存在にするために、
次世代を支え、励まし、可能性を信じましょう。
頼って、任せて、感謝しましょう。
それが今、本当に必要になっているのです。