植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

一人でできないからこそ、仲間を増やそう。

明日は和歌山です。
和歌山の高校生が、僕を招いてくださいました。
高校生が、企業の協賛なども集めて、しっかり準備してくださったようです。
すごいことです。
 
北海道は、昨日、今日と、すさまじい天気で、
道路は吹きだまりで遮断されたりもしました。
明日、無事に行けるよう、余裕を持って行動しようと思います。
飛行機が飛ぶことを祈ります。
 
僕はいま、「希望者参加型」の講演を減らす努力をしています。
僕は、「学校の授業として強制参加型」の講演に力を入れたいからです。
で、「減らす努力」の一つの方法として、講演金額を高くする、という方法にたどり着きました。(そこに至る経緯は、過去に何度か書いています。)
ちなみに、今回の高校生は、一般向けの講演会を準備してくださいました。ずいぶんお金がかかるはずです。
だから、もちろん、一人でできることではありません。
いかに、その子が、多くの人たちに思いを伝え、仲間を増やしたか、です。
 
過去に、一般向けの講演金額を、一人で自腹で用意してくださった方もいます。
でも、講演に集まった人の数は、とても少なかったです。
その理由は「一人でできてしまったから」だと思います。
 
一人でできることは、とても簡単です。自分の思うとおりにできます。
でも、それは一人分です。
 
一人でできない事は、大変です。思うようにならないです。
だから、仲間が必要になります。それも、思うようにならないです。
でも、その、思うようにならないことを、投げ出さずに関わり続けることで、一人ではできない事ができるようになります。
 
僕の講演を「高い」と思う人もたくさんいると思います。
でも、そこから、どうするかが重要です。
 
高いから無理だ・・・なのか、
高いから安くして・・・なのか、
それとも、
お金がかかるから、たくさんの仲間を増やそう・・・なのか。
 
僕は、講演の最初に、「僕の話の目的は、仲間を探すことです。」と話します。
僕は、自分の力の限界を知ってるから、仲間が欲しいです。
 
一人で、自分の財布と相談している限り不可能な事はたくさんあります。
でも、そこで、「どーせ無理」ではなく、
「どうやったらできるかを考える」人が、僕の探す仲間です。
 
明日は、どんな人たちに会えるかな。
明日は、夜の講演なので、懇親会もあるそうですが、
翌日はやいので、ちょっと心配。気をつけよう。
 
和歌山模型、よる時間あるかなあ・・・