幼稚な事件。幼稚な番組。幼稚な社会。をかえたいな。
札幌で、車の窓からエアガンを発射した人達は、
成人らしいです。
使用したエアガンは、10歳用という、威力が弱いものです。
彼らは、窓からエアガンを発射して、はしゃいでいたそうです。
彼らは、人を傷つけたり、物を破壊するのが目的ではなく、
人が驚いたり、慌てたりする姿を見たかったのだと思います。
さて、自分はどうでしょう?
昔、どっきりカメラ、というものがありました。
どうでしたか?楽しかったですか?
最近も、似たような番組がありますね。
最近は、昔よりももっと下品になりました。
明らかに怪我をするような危険を感じるものもあります。
それを、芸人さんが必死に耐えています。
おもしろいですか?
芸人さんが、虫を食べたり、ヘビを食べたりして、
怯えたり、慌てたりするの、楽しいですか?
バンジージャンプを怖がるの楽しいですか?
ジェットコースターで怯えるの、楽しいですか?
それが、いじめのシーンで行われているのを知っていますか?
いじめる側は、テレビの再現をしているだけです。
いじめたいのではないのです。
人が驚いたり、慌てたり、怯えたりする姿を楽しんでいるのです。
彼らに取って、いじめる対象は、それを喜んでやる芸人の扱いなのです。
人を突然叩いて驚かせる。
人を突然押して驚かせる。
人をからかう。バカにする。笑い者にする。
宴会の席で人を紹介する時に、あることないこと言って、笑いを取る。
それはすべて、自動車の窓からエアガンを撃ってはしゃぐ幼稚な人達と同じ行為だと思います。
そんなことしなくたって、人間関係は作れます。
人は、おたがいをバカにしなくたって、仲良くなれます。
僕は、芸人さんが苦しむ映像を嫌悪します。
でも、そういう番組が多いのは、それを喜ぶ人が多いからでしょう。
ぼくは、この幼稚な社会を嫌悪します。
そして、これからも、幼稚な犯罪や事件は、
増えることはあっても、減らないでしょう。
それを食い止めるためにも、人間は、愛についてもっと知るべきです。
今度、赤平市内の中学校で、今までとは違う、異色の講演をします。
それは「愛と幸せについて」です。
いま、一生懸命に原稿を作っています。
がんばります。