お金は大事に使ったら減らない

ランボルギーニ　ディアブロ　GT
プラモじゃないよ。

昨日は名古屋で講演をさせていただきました。
そのあと、この車に乗せていただけました。

外から見たら、でっかい車です。
尋常じゃない車幅です。
しかし、中はぎゅうぎゅうです。
マンミニマムな設計です。
おそらく、お尻は車体の底とほぼ同じ場所なくらい、
シートも低く深いです。

エンジンは６０００cc、V型１２気筒。
前回乗せていただいたフェラーリF４０よりも
エンジンが大きいせいか、
エンジン音は、低く太く、あたかも、牛の声のよう。

一般道ですから、制限の範囲内でしか走れませんでしたが、
ずーっとワンボックス（通称ボンゴ車）に乗ってる僕にとっては、
凄まじい加速と減速と横Gです。
ものすごくスムーズにコーナーを回る様子から、
その回頭性の良さも感じられました。

いい車です。

こういう車は、価値が下がりません。
持っていたら、値段が上がります。
その増えっぷりは、銀行の金利どころではありません。

人間のお金は、人生の時間とも言えます。
その人生の時間を、何に使うかは、とても重要です。
僕はおばあちゃんに、お金は、知恵と経験になるように使えと言われました。
だから僕は、お金がゴミになるような使い方がいやです。
もっとも悲しいのは、家や自動車です。
すごいお金を払うのに、その価値は、ものすごい勢いで低下します。
家は、数十年で解体されます。
これでは、数千万円を、シュレッダーに入れてるのと、あんまり変わらないように、僕は思っています。

この車の持ち主の方も、僕と同じ考えだったそうで、
彼が選んだ投資先が、スーパーカーだったそうです。
子どもの頃に出会ったスーパーカーの衝撃が忘れられなくて、
好きなことは頑張れて、
めぐりめぐって、スーパーカーを所有するようになり、
そこから、いろんな人脈が増え、できることが増えたそうです。

お金は、大事に使ったら、減らないです。増えます。
金額ではなく、価値に目を向けた時、
お金や人生の意味を、より理解できるかもしれません。