植松努のブログ(まんまだね)

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ハセガワ P−47 サンダーボルトD 1/72

セガワ P−47 サンダーボルトD 1/72
 
ハードオフで、200円で購入。
 
こいつは古いぜ。小学生の頃のプラモです。
 
でも、現在も昔のまま販売中・・・それはいいことなのかな・・・
P−47のD型は、タミヤが1/72で、ものすごく精密なのを出してくれましたから、そちらがオススメです。
こちらは、昔懐かしさに浸りたい人向けや、
部品が少ない方が幸せな人向けかな。
 
200円で楽しめるなら、こりゃ安いわ。と思いましたが、
残念ながら、あまりにも古すぎて、デカールが使えない。
やむを得ず、大部分を塗装で仕上げたほか、
結局は、別売りデカールを1600円で買うことになり、
ぜんぜん安くないじゃん。
 
それにしても、P−47はでかい。
同じ用途のBF−109やスピットファイヤとくらべても、
とってもでかい。
 
おまけに、足が太いし、足の幅も広い。
こりゃ、着陸の信頼性は高そうです。
そして、アンテナの張り線がない。
短波無線機を実用化していたということだねえ。
 
カウリングの横の排気管もない。
排気管は、機体の後部にまとめられています。
なぜなら、機体の下面に、ターボチャージャーがあるから。
そのおかげて、高空でも平気。
おまけに、このターボチャージャーインタークーラーのスペースが、導体着陸時にはクラッシャブルゾーンになって、
搭乗員を守ったそうな。
 
プラモデルは、小さいけど、かなり正確に本物を再現しています。だから、そこから読み取れる情報がかなりあります。
設計者や技術者を目指す人は、プラモデルを作るといいと思います。
人類が作ってきた、美しいものをいかに多く知るか。
その知識の積み重ねが、「センス」になるのだと思います。

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