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植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

現実を見た方がいいのは、先生や保護者です。

僕が高校生の頃には、
(1)進学したら選択肢が広がる
(2)いい学校に行けば、いい会社に入れる
(3)学歴は一生ついてまわる
と教えられました。
 
僕は、高校生の頃には、自分で飛行機の設計や、
運動の解析をしていました。
学校の授業中、その計算をしていました。
それを先生に発見され、どなられました。
「おまえ!こんなことやってるから成績悪いんだぞ!」
「おまえ!もっと現実を見ろよ!まじめにやれよ!」
 
「現実を見ろ!」は、もうほんと、なんど言われたかわからないです。
 
で、僕は今、社会人。
そして、様々な学校や大学や企業と関わった結果、知りました。
 
進学したら選択肢が広がる、はそうとは限らないです。
むしろ、「せっかくいい大学に行ったのだから、一流企業じゃ無いと・・・」というプレッシャーをかけられて、
異常に競争率の高い企業しかエントリーできないでいる人がたくさんいます。僕の目からは、選択肢が狭まってるように見えます。
おまけに、「いい学校」も「一流企業」も、
親の見栄にしか見えないことも多いです。
 
いい学校に行けば、いい会社に入れる。のも、確実では無いです。
企業もバカではないので、いまどき、学歴と成績だけで人を採用することはありません。
重要なのは、人間性や思考力です。
面接で、いかに自分を盛らないでアピールできるかが重要です。
(盛ったらばれるから。)
 
学歴は一生ついて回る、も、ぜんぜんそんなことないです。
というか、取引先の相手に、学歴を尋ねたりしません。
たまに、飲み会で学歴にこだわる人もいますが、
そういう人は、そこしかすがる部分が無い人です。
 
僕は、学校の先生や保護者こそ、「現実を見ろ!」だと思います。
社会や企業が、どんな人材を必要としているのかを、
自分の目で調べるべきだと思います。
それをしないで、自分が過去に教えられた、前時代的な憶測の進路指導の常識を、今の子ども達に教えないで欲しいです。
 
いま、受験は大きく変化しています。
まもなく、理系と文系というカテゴライズが無くなります。
アクティブラーニングで、思考型教育が行われます。
ということは、いまの暗記型教育を受けている受験生は、そういう教育を受けた子達と、企業で同時に存在することになります。
おそらく、相当な差を付けられると思います。
という未来は、すぐそこまで来ています。
そういう「現実」も見た方がいいです。
 
だから、学生さんは、保護者や先生から「現実を見ろ!」と言われたら、そのための時間をもらって、ちゃんと「現実」を見た方がいいですよ。