9月30日は植松電機でスペースプローブコンテスト!
ダースノート。100年続きますように。
幸せラインは、自由だ!
今朝の会社の朝礼で、会社の仲間が、カラオケの自動採点についてのお話しをしてくれました。
基本的には、理想とする音階とメロディーから、外れると減点という仕組みだから、
プロが自分の曲をアレンジして歌うと点数が下がる、という現象が起きてしまいます。
(もちろん、この採点システムも日々進化してるとおもいます。)
僕は、こういう番組は、あんまり興味を感じないです。
僕は、プロが心を込めて歌う歌の方が好きです。(個人的な嗜好です。)
(森繁久弥さんのオリジナリティーはすごかったです。)
似たようなことに、グランツーリスモという車のゲームの進路ラインがあります。
このゲームでは、コースごとの最速タイムのラインを画面に表示できます。
でも、僕は、ぜんぜんそのラインに乗っかれません。
というか、車によって、走行ラインは変わります。
もちろん、雨の量によっても変わります。実際なら、路面の温度も影響するでしょう。
その、様々な条件の中で「最適解」を探すのが、おもしろいのだと思います。
たとえば、スバルインプレッサや、ランサーエボリューションという、4WDの車は、
すごく走らせやすいです。コーナーリング中にも、加速も減速もかなりできます。
それは、とても速く、安心です。
こういう車だと、最速ラインに近づくと、確かにタイムがよくなる傾向があります。
でも僕は、フェラーリF40とか、ランチアストラトスが好きです。
まっすぐ走ってくれません。
オーバーステアの雨あられ。アクセルオンでもオフでもスピン。
直線でのブレーキングでもスピン。どうすりゃいいの。
絶対的な速さでは、4WDや、新しいマシンには、敵わないです。
でも、それをうまく走らせられたときに、すごく快感です。
もちろん、ハンドリングアシスト全部オフ。バラストもつまず、足回りもノーマルのまんま。が、最高に乗りにくくて、最高におもしろいです。
こうなると、完走できただけでバンザイです。幸せを感じるレベルがすごく下がります。
それは、僕の幸せです。
おそらく、人生についても同じことが言えるかも。
誰かが設定した「人生の幸せライン」から、外れたら減点。なんて指示されたら、
人生は楽しくないと思います。
雨も降る。風も吹く。雪も降る。猛暑にもなる。
自分の意志でどうにもならないことが起きても、
自分の意志で人生を操縦して、最適解を目指すのが、楽しい気がします。
国公立4年生大学の理系に進学して、官公庁で働いて・・・
から、ちょっとでも外れたら、負け組ですよ、なんてのはあり得ないです。
人生いろいろ。
僕は、自分の自由な幸せラインを追い求めていきたいです。
知らない人と話をするためには。
僕は、沢山の暴力を経験したから、人間が怖いです。
だから、パーソナルエリアが、とてつもなく広いです。
一人ぼっちが大好きです。
でも、そんな僕も、知らない人と会わなければいけません。
それは、かなりのプレッシャーです。
でも、対処法は二つあります。
まず一つは、対人関係用の自分を作ってしまうことです。
笑顔も、あいさつも、しゃべる内容も、ぜーんぶ、当たり障りない演技のルーチンにします。
しゃべる内容も、最小限。相づちとうなずきと。
これは、心配は少なくなりますが、ストレスはものすごく大きいです。
だから、これを続けると、爆発しそうになります。限界があります。
もう一つは、相手に自分を合わせようとするのではなく、自分を理解してくれる相手を探すことです。
そのためには、自分の思考や価値観を伝える事がいいと思います。
それを教えてくれたのは、外国の人達です。
僕の会社には、沢山の外国の人が来てくれます。
彼らが一様にほっとした顔になるのは、僕の趣味を知ったときです。
僕が趣味の話をすると、その趣味を知らなくても、興味と関心を示してくれます。
彼らに言わせると、趣味の話から、価値観や、思考などが、すごくよくわかるので、
安心できるのだそうです。
なるほど。確かにそうかも。
でもきっと、そのときの趣味の話が、自慢ではいけないのだと思います。
本当に、うれしそうに、自分の大好きなことを話すことがいいかも。
でも日本では、趣味は教育の妨げになる害悪である、と教える人が多いものだから、
趣味を持たない人が多いです。それどころか、趣味は害悪や無駄遣いだと思う人も多いです。
それは、おそらく、新しい人間関係を作る上での妨げになるような気がします。
これから、自動翻訳が実用化され、世界はもっとつながります。
そのとき、知らない人達と仲良くなるためには、趣味、って、ものすごく重要な
結合材になるような気がします。
自分の趣味を大切にし、他人の趣味も大切にする。
それができることが、これからのグローバル社会で必要かも知れないなと思います。