植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

出来無い理由ではなく、できる理由を考えよう。

「衝撃の瞬間」という番組があります。ヒストリーチャンネルだったかな。
様々な事故の、発生原因や経緯をCGをつかって詳細に分析する番組です。
この番組の冒頭のナレーションが
「事故は様々な原因が絡み合って生じている」ということを言います。
まったくその通りだと思います。
問題や、事故は、原因がとても複雑にからみあっています。
 
同じように、教育に関する問題も、様々な要因が絡み合って生じています。
だから、教育の問題は、先生だけが原因とは限りません。
 
でも、重要なのは、「原因」を「複雑に絡み合っているから、難しいから、しょうがない」とあきらめることではなく、どうやったら問題を解決できるかを考えることです。
僕は、教育の問題の解決に、もっとも効果的で有力な存在は「先生」だと思っています。
 
僕は、問題を解決するために頑張ってる先生を沢山知っています。
そして、そういう先生が、悲しいことに、学校内で少数派になっていて、周囲の先生からのいじめやパワハラを受けているケースがあることも知っています。
だからこそ、頑張る先生が一人ぼっちでは無いんだと言う事を、知ってほしくて、記事を書きます。
教育意外についても、同じです。
問題を「いろいろと難しいんだよねえ・・・」で、結局ごまかして思考していない人は沢山います。大事なのは、思考することです。
問題を分析して、それぞれの原因の影響度を調べて、もっとも費用対効果が有効なことから試していくことは、とても大事です。
でも、それをしていない人は、多いです。
 
魔法少女まどかまぎかの女の子達は、それぞれが、自分の大切なものを守るために、
命をかけて戦います。
そして、自分の大切なものを守るためには、同時に、世界も守らなければいけないことに気がつきます。
でも世界は、そんなに素晴らしくなくて、守りたくないように人間もいます。
でも、それでも、命をかけて「自分にできることをやる」のです。
程度は違えど、僕らもそうすべきかと思います。
 
どんな問題も、
自分にかんけーねーから。自分がやったってどーせかわんねーから。めんどくせえから。
と、無視することも可能です。
でも、本当は、僕らには、できることがあります。

出来無い理由では無く、できる理由を考えないと、社会は良くならないと思います。