植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

6月10日11日は、創造意欲が刺激されるよ!ツクリテフェスタ!

6月10日11日のツクリテフェスタ。
出典されるクリエィターさんの一覧です。
 
いや、すごいです。
木材から紙から陶器から金属から・・・
全国のあらゆるクラフトワークが大集合。
こんなの見たら、自分でも作りたくなっちゃう。
 
おまけに飲食店の皆さんも魅力的。
だだっぴろいところで、コーヒー飲んだら癒やされそう。
 
ぜひ、自分の中の「作りたい!」気持ちを
高めるためにも、
6月10日、11日、赤平市の植松電機に集合です!
 

6月24日はスポシューオープン例会です。

来る6月24日。13時から、16時くらいまで
赤平市の植松電機で、スポーツシューティングクラブの例会をします。
ま、簡単に言ってしまうと、俗に言うサバイバルゲームです。
なかなか体験するチャンスは少ないと思います。ぜひ今回体験していただければと思います。
使用するのは、エアガンと、プロテクターと、消耗品の弾です。
いずれも貸し出しできます。ただ、整備その他で若干の費用がかかります。
エアガン、プロテクター、弾(撃ち放題)の3アイテムワンセットで、1500円
エアガン持ち込みで、プロテクターと、弾だけだと、1000円
ワンアイテム500円とお考えいただければいいかと思います。

基本的に、草っ原で走り回ります。
ということで、草っ原で走り回りやすい格好(どんな?)で来てください。
半袖は、勇者です。長袖の方が痛くない。
ひざをつくことも多いから、汚れてもいいズボンがいいね。

16時以降は、希望者だけで続行するか、
もしくは、食事しようかと思います。
この日は、珍しく僕も翌日に出張などが入っていないので、
久々に居酒屋さんでも行きたい気分です。
もしも一緒に行ける方がいれば、行きましょう。

赤平市内には宿泊施設がありませんが、隣の滝川市にはホテルがあります。
また、赤平の温泉のそばにはバンガローなどもあるそうです。
赤平に泊まっていただけたらうれしいですね。

使用するのは、電気もしくはガスで作動する市販のエアーソフトガン(略してエアガン)です。
自然分解性の6mmのプラスチックの弾を、法規制の範囲の速度で発射します。
使用するエアガンは、持ち込みも可能ですが、その場合は威力を測定し法規制に合致してるか確認させていただきます。

参加する人は、フルフェイスのプロテクターの装着が義務になります。
プロテクターは30セットほど貸し出せます。

基本的には、「かくれんぼ&鬼ごっこ」な感じです。
最近の例でいえば、テレビで放送されてる、「逃走中」と「戦闘中」をあわせた感じかな。
タッチの代わりに、撃たれます。40mくらい届くかな。
あたったら、自己申告で退場です。
ただし、距離が遠いと、あたったことにわからない事もあります。
そういうときは、わかるまで撃ち込んであげましょう。
1ゲームは10分程度ですから、死んで退場しても、すぐに次のチャンスはやってきます。

これは、機械が弾を飛ばしてくれる球技だと思います。
通常の球技では、弾を投げる。弾を受ける。などの基本動作ができないと試合になりませんが、
エアガンは、狙って引き金を引ければ、もう参加可能です。
おまけに、年齢や性別による体力差がありません。
むしろ、年をとるほどに、体がでかくなるから当たりやすくなり、しかも、動作が鈍くなるから、分が悪くなります。

僕は、小さい頃から片方の目が極端に悪く、遠近感がありません。
そのため、球技が異常に苦手です。
野球のフライも、玉は見えているけど、何秒後に自分の所に届くのかがわかりません。
だから、体育の時間は、「足を引っ張る」「つぶし」といわれます。
それは、とてもつらいストレスでした。
でも、エアガンだけは、かなり当たるのです。
それが僕の小さい自信になりました。

いま、少子化の影響で、学校の部活が縮小しています。
しかも、文化系の活動から縮小しています。
その結果、身体的理由などで球技が苦手な男子の、浮かぶ瀬が減っています。
そういう人は、吹奏楽部、という選択肢もあるかもしれませんが、
球技も楽器演奏も苦手となったら、ちょっと寂しいです。
そういう人達が、自信を得られるチャンスが、射撃、じゃないかなと思います。
そして、射撃は、オリンピック種目にあるということも、忘れない方がいいです。

エアガンの弾は当たると痛いといえるけど、実際には、そのエネルギーはとても小さいです。
野球のボールの直撃は、時には心臓を止めてしまうことがあります。
バスケットボールが顔に当たったら、メガネが粉砕されるほどのパワーですが、
エアガンの弾にはそういうエネルギーがありません。
ただし、弾が小さいので、目に入ると危険です。だから、フルフェイスのプロテクターが必須です。
年齢の差が無い、と書きましたが、実際には、エアガンは重量が2kg〜3kgあります。
それを保持する体力は必要です。
また、エアガンを正しく保持するために、参加できるのは、身長140センチ以上とさせていただきます。

今回は、いろんな人が集まると思います。ほとんどが「はじめて」だと思います。
そういう人に、楽しさを体験していただくのもとても大事かなと思います。

今回は、集まったメンバーを見て、何をしようか考えるつもりですが、
基本的には、少し慣れてるメンバーが守備する陣地を、不慣れな人達に攻略してもらおうかなと思っています。
慣れてるメンバーは、人数も制限するし、エアガンの弾を制限するなどのハンデをつけます。
これは、かつて放送されていた、風雲たけし城の最後の砦のイメージです。(古すぎますかね)
短いサイクルで、何度も楽しんで、充分に慣れたら、もう少し別な遊び方をしてもいいかなと思います。(チーム戦とか)

今回は、広く知ってもらうためのオープン例会にしたいと思います。
ただ、貸し出し機材の準備の都合がありますから、
参加希望のかたは、植松電機のHPのメールに、「スポシューの件」として、人数と年齢を記載しておくっていただけると助かります。

当日の、晴天を祈りましょう!
(最近、祈ってばかりです。)

6月10日、11日 ツクリテフェスタのロケットワークショップについて

6月10日、11日のツクリテフェスタにおける、
モデルロケットのワークショップに関してですが、
基本的に、メインはツクリテフェスタです。
そのため、ロケットワークショップには、予約などがありません。
先着順に対応しますので、少し早めに来て、ツクリテフェスタを楽しんでいただければと思います。
また、実施するのは僕です。
そのため、ツクリテフェスタの事務局に問い合わせても、事務局ではわからないことがあるとおもいます。

もしも希望者が多い場合には、追加での対応も考えていますが、
10月までの第一土曜日の午後からも、植松電機では別な形でのロケットワークショップをやっていますので、今回日程が合わない方は、そちらもご検討いただければと思います。
詳しくは植松電機のHPをご参照ください。

ちなみに、今回のロケットワークショップでは、普段している、僕のお話はありません。
純粋に、いきなりロケット製作と打上ですので、ご了承ください。

製作したロケットは、持ち帰ることになります。
再度打ち上げるためのロケットエンジンは、Amazonで買えます。
広い場所さえあれば、自分でも飛ばせます。

基本的に、雨天でもロケットは電気点火なので打上可能です。
人間を濡らさないためのレインコートは用意した方がいいかと思います。
ロケット回収に走るとき、傘はじゃまだと思います。長靴もいいね。

でも、晴天の方がいいから、ぜひ、晴天を祈りましょう!

こっそり「やる」

消費型社会の売り上げを増やすのは簡単です。
(1)わざと壊れるモノをつくる。
(2)家族や仲間をばらばらにする。(世帯数を極限に増やす)
(3)不安やコンプレックスをあおる。自信を売る。
(4)無能にする。自分には何もできないと思い込ませる。
 
これをやると、間違いなく消費は増えます。
 
で、僕の目から見て、今の日本は、まさにこれをやってるように見えます。
 
対抗策は
(1)壊れたらなおす。長持ちするものを買う。時間あたりの価値低下の低いものを買う。
(2)みんなで楽しむ。みんなで分け合う。ちょっと不便だけどいろんなことをシェアする。
(3)本当の自信を増やす。自分で価値を考える。
(4)自分でできることを増やす。やったことが無いことをやる。
です。
これができると、おそらく、支出が減ります。
 
日本経済は成長し続けている、という報道がなされていますが、
実感してる人は少ないと思います。
まもなく、消費税も増えるみたいだしね。
ロボットの普及で、仕事も減るしね。
そうなると、みんな必死でお金を稼ごうとして、
無理矢理消費を押しつけてきます。
だから、ますます生活にお金がかかり、苦しくなります。
 
経済は、収入と支出の足し算引き算です。
収入を増やすのと、支出を減らすのは同じです。
収入を増やすと所得税が増えます。
支出を減らすと消費税が減ります。
どう考えても、所得を1万円増やすより、支出を1万円減らした方が得です。
 
僕は、節約した方が豊かになる社会、は不可能ではないと思っています。
 
第二次世界大戦で異常にふくれあがったアメリカの生産能力を
ソフトランディングさせるための強制消費経済は、人口が増えていた日本では成り立ったけど、
人口が減少したとたんに、そこら中で破綻し始めました。
 
対策としては、
(1)人口を増やす
おそらく、大学を無料にして、保育所や幼稚園も無料にすれば、もうちょっと子ども作ってもいいかな、と思える人は、いるような気がします。
(2)個々人の能力を伸ばす。(子どもの夢と希望をうばわず、あきらめ方を教えない。)
(3)強制消費に依存しない経済システムを構築する
 
かな、と思っています。
どれも、実際にやろうとしたら、既得権益の人達との戦いで大変だと思います。
だから、小さくやればいいです。めだだなく、こっそり。
 
かつて、巨大恐竜がうごめいていた時代に、小さなほ乳類たちは、こっそり進化し続けました。
それと似たような感じで。
 
だからこそ、そういう新しいアクションは、光が当たらない方がいいです。
だって、ばれたらやられちゃうでしょ。
公的な補助や助成を受けない方がいいです。だって、ばれるもん。
 
だから、植松電機の宇宙開発などは、ぜんぜん情報公開してません。
出資を求めていないから、アピールする必要もないし。
こそこそで充分です。
 
大事なのは、自分の力で、小さいことから積み重ね、実力を蓄えることです。
 
どんな夢も、させてもらおう、とおもっていたら、できないです。
できたときは、奴隷になっています。生殺与奪を他人に握られています。
でも、するとできるようになります。力になります。
 
だから、最初は、他人にわかってもらう必要は無いのです。
自分でやるのです。
それが、本当の第一歩です。

6月10日11日のツクリテフェスタで、僕もロケットワークショップやります。

来る、6月10日、11日は、赤平市の植松電機敷地で「ツクリテフェスタ」です。
様々なクリエィターの方々が、様々な作品を持ち寄る、展示即売会です。
 
当日は、赤平市のものづくりを知ってもらうための、赤平ゾーンもあります。
僕も、少し役にたてるかなと、10日、11日、モデルロケットワークショップを開きます。
この2日間、僕は会場にいます。
(前日まで鳥取。フェスタが終わり次第福岡に移動です。)
 
宇宙空間でも使用できる本物のロケットを作成し、打ち上げて、持って帰れます。
ちなみに、このロケットは、広い場所さえあれば、自分でも打上可能です。
 
ワークショップは、
(1)10日の13時〜
(2)11日の10時〜
(3)11日の13時〜
 
の3回です。
毎回、定員は20人です。
所要時間は、約2時間です。
費用は、モデルロケットのキット代として、2500円です。
使用するキットは、セロテープだけで組み立てられるので、
対象年齢は、就学前の場合は、保護者も一緒に作ってくだされば大丈夫です。
年齢の上限はありません。大人もありです。
 
もしも、よほど時間のある人は、大型のペーパークラフトロケットに挑戦していただいてもいいです。(おそらく、普通にいどむと、2時間くらい製作にかかるかも。)
こちらは、製作に時間がかかるので、ラストオーダーは、11日の10時です。
このキットも、2500円です。何人かで手分けして作るのもありかも。
サポートする僕も大変なので、1日限定3機です。
(ただし、全長1mほどになるので、マイカー以外の場合は、持ち帰るのが大変かも)
 
ツクリテフェスタには、いろんな飲食店さんもお店を出します。
植松電機の工場見学ツアーもあるはず。(無重力実験装置や、いろんな加工機械の見学だったはず。詳細はまだ確定では無いです。)
近くの大学生がサポートしてくれて、託児施設もあります。
だだっぴろい植松電機の敷地で、のんびりできるかもしれません。

沢山の人が来てくれたらうれしいです。
好天を祈りましょう。
会場でまってますよ。
 
写真は、1日限定3機の大型ロケットです。
これも盛大に飛びますよ。
挑戦者を求む!
(製作後は、型紙データーもあげます。)
 

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自分の現状の不満をあきらめず、改善の努力をした方がいいよ。

僕は、いろんな人に出会います。
いろんな学生さんにも出会います。
 
そこでわりと頻繁に感じる悲しさがあります。
それは「自分なんて・・・」です。
 
偏差値55の学校の子達が、「自分なんて、こんな成績だから、未来は無いです・・・」とつぶやきます。
えー。僕の高校、たしか、偏差値40程度だったと思うけど・・・。
僕の学校にいたら、君は優等生だよ・・・。
だのに、なんで、君は自分以上と自分を比べて落ち込むの?
自分以上と自分を比べたって、勝てっこないじゃん。
 
僕は大学生の時、自己紹介で「僕は飛行機やロケットの仕事がしたくてこの学校に来ました!」
といって見ました。
そうしたら、「こんな偏差値の低い学校に来た段階で、飛行機やロケットなんでできるわけ無いじゃん。」と教えてくれた子がいました。
彼は、もっといい学校を受験して、落ちて、しょうがなくこの学校に来てしまった・・・とぼやいていました。
でも、結果的に僕は、その学校から、飛行機やロケットの仕事に就きました。
 
なぜ、20歳にもなる前に、「自分なんて・・・」と、人生をあきらめてしまう子がいるのか?
その原因は、まわりの大人のコンプレックスだと思います。
 
この成績では無理だ。
お前の頭でできるわけが無い。
こんな学校に行ったら、未来なんて無いよ。
お前は、この学校にしか行けない。
お前には、進学は無理だ。
 
学歴や成績で、人生が決定される、と思い込んでいる人達が沢山います。
その人達に共通しているのは、自分の学歴や成績と、現在の自分の状況へのコンプレックスです。
自分は学歴が低かったから、成績が悪かったから、いまこんな苦労をしているんだ。
だから、お前には、そういう思いをしてほしくないんだ。
という思い込みで、子どもに高学歴を押しつける人がいます。
でも、自分は高学歴を経験していないから、実際に高学歴だと幸せかどうかは知りません。
あくまでも、「憶測」です。
自分の学歴や、現在の状況へのコンプレックスが、別の形で作用する人もいます。
こんな程度の成績なら、夢とか希望なんて、叶うわけが無いよ。人生は甘くないよ。
あんたは俺の子なんだから、勉強したって、しょせんムダだって。
と、「自分の経験」を教えてくれる人もいます。
 
こういう人達は、現在の自分が置かれている不遇な状態の原因が、成績や学歴のせいだと思い込んでいます。
そして、成績や学歴は、さかのぼって改善できないと思っています。
だから、過去を変えられないから、自分の現状も変わらないと思っています。
だから、できることは、愚痴ることです。だけど、状態は改善されません。

現在の自分の状態が不遇であるなら、その原因を考え、できることをすべきです。
問題を「何かのせい」にして、思考停止してしまうと、問題は解決しません。
 
たとえば、今の仕事の給料が安すぎる、と思ったら、
まずは、経営者や上司に、その給料の根拠や、なぜもっとお金が必要なのかを、相談してみることです。
その話し合いのなかで、改善すべき点がわかることがあります。
その点を改善する努力を試みるのは、双方です。
でもね、たとえば、給料がわかってるのに、高価な車を高い金利で買って、支払いがきついのに、さらにインチアップホイールと超扁平タイヤをローンで買って、おまけに携帯電話の脇見運転で車ぶつけて、保健にも入って無くて修理もできなくて、またちがう車を買わないと出勤もできないし・・・みたいなケースの場合は、どこを改善しようかなあ・・・悩むね。
こういう人は、まずは、足し算引き算と、金利の計算の勉強をすべきかと思います。
 
今の仕事が忙しすぎると感じたら、なぜ忙しいのかを考えるべきです。
そして、健康や意識レベルにまで悪影響があるほどの忙しさであったなら、やはり上司や経営者に相談すべきです。
だって、意識レベルに影響が出るほど忙しいと、やがてミスをします。作業そのものの質も低下していきます。その損失の方が会社にとっては痛手になります。
その説明をしても理解してもらえない会社は、遠からず、ミスをやらかして傾く可能性がありますから、脱出の準備をした方がいいと思います。
 
僕は、以前、リサイクル用のマグネットの開発をしているとき、リサイクルの現場を沢山見ました。
そして、働いてる人達に話を聞きました。
そこで僕は、様々な問題点を見つけます。
でも、働いている人達は、
「え?だって、仕事だからしょうがないよ。そういうもんだよ。」
「どうせ、自分たちが言ったって、改善なんてされるわけ無いんだ。だからしょうがないんだよ。」
と言うだけでした。
でも、このセリフは、そこら中で聞くセリフです。
 
お金や収入に関していえば、
僕は、34歳で会社を経営したものの、莫大な借金を返すために必死でした。
時には、隣のレジの支払いをしている人の財布の中のお札が気になってしょうがない事もありました。
毎月の支払いのことだけ考え、表を書いて、ギリギリで資金を回してきたこともあります。
でも、そんなときでも、気を付け続けたのは、自分の能力を向上させることでした。
厳しい状況に負けて、自分の能力が低下したら、収入はさらに減ってしまうのです。
だから、厳しい時も、「知恵と経験と人脈」がプラスになる道を考え続けました。
本を読み、やったことが無いことをやり、人と関わる努力です。
そして、それは、僕を裏切らなかったと思います。
 
お金は、もらうものではありません。
お金は、自分に詰まっています。自分のマンパワーです。
それを現金化する手段が、「労働」です。
そして、「労働」には「変換レート」があります。
「能力」が高いと、レートが上がります。「能力」が低いと、レートが下がります。
その「能力」には、希少価値もあります。
「普通」だと、一番安いのが選ばれます。だからこそ、ちょっとちがう努力が必要です。
でも、指示されたことを、指示されたとおりにやってる限り、「ちがう」にならないです。
自分で考えて、自分で試すのです。それが「ちがい」を生み出します。
 
もちろん、ルーチンが決まってることで、勝手に変えたら大問題です。
だから、完璧にルーチン化された仕事では、能力を向上させる意味がないように思えます。
(あと、そういう仕事は、遠からず自動化されるので、はやめに脱出を考えた方がいいです。)
でも、どんな仕事にも、ルーチンになっていない部分はあります。
そこで「ちがう」をアピールしていくことは不可能では無いです。
 
また、趣味の人脈も重要です。
趣味で仲良くなった人が、どこかの企業の経営者だったりする可能性は充分あります。
その人と仲良くなれば、新しい可能性が広がるかもしれません。
縁故は、作れるんです。
 
現状が厳しいと思っている人は、もしかしたら、ここのところしばらく、新しい人間関係が増えていないとか、新しい経験ができていない、かもしれません。
もし、そうかも・・・と思ったら、ラッキーです。
新しい人間関係や、新しい経験で、自分の現状を改善できる可能性があります。
 
現在の自分の状況にコンプレックスを感じるなら、それを放置せず、改善する努力をした方がいいです。
コンプレックスを放置したままだと、自分の未来が危ういどころか、自分の周囲の人の、未来や可能性をつぶす危険性があります。過度の学歴や成績への依存のもとになることもあります。
 
だからこそ、やっぱり、問題は解決する努力をしたほうがいいです。
 
 

出来無い理由ではなく、できる理由を考えよう。

「衝撃の瞬間」という番組があります。ヒストリーチャンネルだったかな。
様々な事故の、発生原因や経緯をCGをつかって詳細に分析する番組です。
この番組の冒頭のナレーションが
「事故は様々な原因が絡み合って生じている」ということを言います。
まったくその通りだと思います。
問題や、事故は、原因がとても複雑にからみあっています。
 
同じように、教育に関する問題も、様々な要因が絡み合って生じています。
だから、教育の問題は、先生だけが原因とは限りません。
 
でも、重要なのは、「原因」を「複雑に絡み合っているから、難しいから、しょうがない」とあきらめることではなく、どうやったら問題を解決できるかを考えることです。
僕は、教育の問題の解決に、もっとも効果的で有力な存在は「先生」だと思っています。
 
僕は、問題を解決するために頑張ってる先生を沢山知っています。
そして、そういう先生が、悲しいことに、学校内で少数派になっていて、周囲の先生からのいじめやパワハラを受けているケースがあることも知っています。
だからこそ、頑張る先生が一人ぼっちでは無いんだと言う事を、知ってほしくて、記事を書きます。
教育意外についても、同じです。
問題を「いろいろと難しいんだよねえ・・・」で、結局ごまかして思考していない人は沢山います。大事なのは、思考することです。
問題を分析して、それぞれの原因の影響度を調べて、もっとも費用対効果が有効なことから試していくことは、とても大事です。
でも、それをしていない人は、多いです。
 
魔法少女まどかまぎかの女の子達は、それぞれが、自分の大切なものを守るために、
命をかけて戦います。
そして、自分の大切なものを守るためには、同時に、世界も守らなければいけないことに気がつきます。
でも世界は、そんなに素晴らしくなくて、守りたくないように人間もいます。
でも、それでも、命をかけて「自分にできることをやる」のです。
程度は違えど、僕らもそうすべきかと思います。
 
どんな問題も、
自分にかんけーねーから。自分がやったってどーせかわんねーから。めんどくせえから。
と、無視することも可能です。
でも、本当は、僕らには、できることがあります。

出来無い理由では無く、できる理由を考えないと、社会は良くならないと思います。