捨てられない男。
僕の愛車のアルファードが、ドアを凹ましてしまったので、
1年点検のついでになおしてもらうことにしました。
今回のアルファードは、すごく普通に使われています。
前回のアルファードは、あっというまに17万キロ走りましたが、
今回は、年間2万キロ程度です。
修理には10日ほどかかるとのこと。
その間の僕の愛車は、ハイラックスです。
マニュアルトランスミッション。マニュアルドア。
拡散型ドアロック。おまけにフェンダーミラー。
でも、丈夫さと走破生は抜群です。
中東で軍用車代わりに使われてるし、
営林署の方々も、ハイラックスには信頼を寄せていました。
(ただし、こいつのセルモーターの外しにくさったら、そりゃもう本当に腹が立つもので、電装品修理業時代には、嫌いな車でした。)
アルファードから、講演に使用する機材をハイラックスに移し替えました。
ついでに、今まで使用していたアンプ内蔵スピーカーも
新しいものにかえました。
自動てきに、いままで使っていたカバンもつかわなくなりました。
ながいこと、ともにあった装備が、使われなくなっていくのは、
なんともさびしいものです。
日本中をかけずり回ったカバン。
おろした初日に、パワーショベルの作動油を洗礼を受けました。
目を閉じると、その日のことが鮮やかによみがえります。
ということで、僕は捨てられない男です。
断捨離?なにそれ、です。
すべてが、思い出です。すべてが、記憶です。
それを捨てることができないので、部屋はどんどん狭くなります。
でも、捨ててしまうよりは、部屋が狭い方が、まだましだと、
僕は思っています。
ハイラックスをいじっていたら、会社の仲間が、
さっと、カーナビつけてくれました。優しいです。
これから10日間。ハイラックスとともに、
恵庭に行ったり、留萌に行ったり、松山に行ったり、鵡川に行ったり、まあ、走りまわります。