植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

「どんな」人になりたいか。

仕事について考えるとき、
「医者になりたい」
「先生になりたい」
と考えがちですが、
できれば、
「こんな医者になりたい」
「こんな先生になりたい」
と考えた方がいいような気がします。

なぜなら、
「医者になりたい」だけだと、
夢かなって、医者になったとき、つぎにやってくるのは、
「で、何をしたらいいですか?」になってしまうことが
多いからです。

でも、「こんな医者になりたい」だと、
医者になってからが本番になります。
できること、すべきことが、たくさんです。

これは、現在働いている人たちにもあてはまるかもしれません。
自分は、「どんな」人になりたいのか。
それを考えると、もしかしたら、
できることや、すべきことが、どんどん見つかるかも。

「で、何をしたらいいですか?」だと、
間違いなく、自動化とロボット化の流れに取り残されます。

いやいや、こんなんで十分です。
どーせいまさら努力したって、そんな変わりませんよ。
という言葉もよく聞きますが、
これでは、自分の成長は止まってしまいます。
でも、周りは進化しているから、取り残されます。
取り残されたあと、どうすんのかなあ・・・

俺はがんばったのに、世間がわかってくれなかった?
俺は努力したのに、社会がわかってくれなかった?
政治が?他人が?運命が?
まあ、いずれにせよ、現在が不満な状態であれば、
未来を改善するしかないです。
そして、未来を改善するためには、
「どんな」未来になったらいいかを、考えないといけません。

ということで、結局のところ、
「どんな」人になりたいのか。
「どんな」未来が望ましいのか。
を考えるのは、もはや、生きていくために必須かもしれません。

だから、この「どんな」を否定したり、つぶしたりしてはならないのだと思います。
あこがれは、高望みと言われます。
自信は、うぬぼれと言われます。
でも、そんな、あこがれや、自信をつぶそうとする人に負けないで、
あこがれたほうがいいです。
自分を信じた方がいいです。

そうしたら、きっと、いい未来がやってくると思います。