植松努のブログ(まんまだね)

基本的に、facebookの僕の記事を転載します。

自信を「うぬぼれ」と言わないで。

日本では、自信は、うぬぼれと言われてしまうがあります。
 
でもね、自分のことを自分が評価することが否定されたら、
自己存在を維持するためには、他者評価に頼るしかなくなります。
 
人からどう見られるか・・・
人からどう思われるか・・・
が行動原理になってしまいます。
 
でもそこには、自分の意志も思考も存在できません。
これは、日本人の自己肯定感の低さの原因のひとつだと思います。
 
たしかに、アメリカの番組などを見ていると、
この人達の自信はどこからあふれてくるのだろう・・・
と思ってしまうこともありますが、
そう思ってしまうこと自体が、自信に対するマイナスの視線を持っていることを意味しているのだろうと思います。
 
僕は、謙遜は不要だと思っています。
自らを卑下する必要は無いです。
そして、謙遜と自慢は別物だと思っています。
本当に自信のある人は、自慢をしません。
 
日本人は人に贈り物をするときに、「これつまらないものですが」と言う傾向があると思います。
でも、僕の仲良くしてる人達は、そうじゃないです。
「これ、おもしろいですよ!」「これ、すごいですよ!」と、
満面の笑みで僕にものをくれます。
もらった僕もうれしいです。喜びや楽しさを共感できるし。
 
どうにかして、「自信」=「うぬぼれ」という、
自信に対するマイナスイメージを無くすることができれば、
日本人の自己肯定感は、少しは増えるんじゃないかなと思います。
 
お願いだから、子ども達や若者達に自信をつぶさないでほしいです。